1)左が雄株で右が雌株
1)左が雄株で右が雌株
2)雌株
2)雌株
3)雌株
3)雌株
4)雌株
4)雌株
5)雄株
5)雄株
6)
6)
7)
7)
8)
8)
9)
9)
10)
10)
11)
11)
12)
12)
13)
13)
14)
14)
ミズキ科アオキ属 北海道(南部)、本州、四国、九州 照葉樹林内に多いが、明るい雑木林や植林地にも生える。常緑低木(高さ2~3m)。雌雄別株。 <2>
世界中にゆきわたっている日本の木。1783年にジョン・グレファーという人によって斑入りのアオキがイギリスに持ち込まれたというが、このアオキがイギリスでは果実を付けなかった。要するに雌の木だったのである。それから数十年後、日本と中国の有名な紀行文を書いたロバート・フォーチュンは、アオキの雄の木を手に入れることも一つの目的として日本にやってきた。そして1860年に雄の木がイギリスにわたり、1864年になってはじめてアオキの赤い果実がイギリスで実った。<8>

これこそ庭も含めどこにでも生えているし、この森の照葉樹林帯の低木層はアオキだらけ。しかし、私のバイブルとなるべき原襄『植物のかたち―茎・葉・根・花』(培風館)<8>では、最初に、アオキの芽生えから、芽が出て茎が分かれ花が咲き種子ができるまでが詳しく解説されている。アオキとの比較において他の種も説明される。雌雄異株というのもポイントで、たまたま昨日のヤブツバキの場所の近くに、雌株と雄株があったので(多分)、定点観察対象にしたのだ。この観察は、この本に書かれていることの実地検証にもなる。森の美しさは巨木と思い、大きな木ばかり注目していたが、アオキのような低木層も重要かもしれない。よくこの森をみてみると低木層には、アオキではない樹も多いように感じてきた。低木層にも注目なのだ。だんだんきりがなくなってきた。(2020/8/25)

■雌株 A09
1)-4)アオキの雌株。これが赤く色づけば果実、つまり雌株に確定だが、本当にそうなるか、楽しみ。
6) 鮮やかに色づいた果実(別の株)
7) 8) 色づきの経過を観察したが、しわくちゃになる。水が少ないのか。
9) 恐らく雌花の展開(別の株)
10) 雌花(A09)
14) 雌花(別の株)
■雄株 A10
5)雄株か。こちらは果実は全くない。(A10)
11) 恐らく雄花の展開。(A9=雌株を写したものと記録してあったが誤りだったかも)
12)雄花(A10)
13)見事な雄花(別株)

<つぶやき  果実篇>
6) この森の照葉樹林帯の低木層で最も目立つのはアオキだ。その葉は大きく緑が濃く輝く。森の緑の景観に大きく貢献している。冬になると、その実が赤く色づく。この赤も輝いて目立つ。赤い実をみつけると大抵がアオキなので、なんだアオキか、とがっかりもする。しかし、、、。
7) アオキはそこら中にあるので、一つの株を決めて定点観察をする意味はあまりないが、観察しやすさだけから8月に適当に選んで、対象にした。定点観測という以上、果実の色の変化を記録にとろうと思ったのだ。これが、12月13日。少し赤くなってきた。ところが。。。
8) 定点観察のアオキの果実。これは1月17日のもの。真っ赤になったのはいいが、しわしわではないか。数週間にわたって観察したが、このしわしわは取れない。多くはないが似たような果実のアオキもままある。栽培しているわけではないが、何が原因なのか。水不足なのか、弱っているのか、来年もこうなるのか。定点観察は色々なことが起こる。(2021/2/4)

<つぶやき  花篇>
13)この森の春の花シリーズ。今日は、アオキの花です。これは見事に咲いたアオキの雄花。アオキこの森で最も多くみられる樹木です。定点観察する樹を指定したのだけど、なぜかその樹はなかなか花が咲かず、つい他の株に目移りをしてしまい(この写真)、逆に指定した樹の観察がお座なりになってしまいました。指定した時に、樹勢の良い樹にすべきだったと反省しているところです。雄花を拡大してみましょう。
12)アオキの雄花です。小さいけど、なかなか可愛いです。この写真(これた定点観察指定株)は、花の数が少ないけど、もっとわさわさたくさんの雄花が咲いていた株が多かったです。
10)こちらはアオキの雌花です。雌雄別株なので、雌株に雌花が咲き、実が生ります。雄株には雄花が咲き、実は生りません。冬の間、実が生る株(雌株)の割合が高いという印象を持っていたのですが、雌花が咲いている株はあまりないようなのです。赤い実とたくさんの花をつける雄花が、目立つせいなのでしょうか(雌花はポツポツとしか咲かず目立たない)。錯覚とは怖いなと思った次第です。(観察眼がないだけかな) (2021/4/23)
14) アオキの雌花です。アオキの雌株は少ないという印象を持っていましたが、その気になって探してみると、沢山の雌株が見つかりました。やはり、雄雌同数ぐらいかな。(4/25)


1)-5) 2020/8/22  6) 2021/1/8  7)2020/12/13  8)2021/1/17
9) 2021/3/28  10)4/18  11) 3/27  12) 4/17  13) 4/3  14) 4/24
■課題
雄株と雌株の確認。頂芽(冬芽、花芽+葉芽)とその成長の観察。

You may also like

Back to Top