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ウラジロガシ 裏白樫
ブナ科コナラ属
本州(宮城・新潟県以西)、四国、九州、沖縄 山地 常緑高木(高さ20mになる) 雌雄同株<1>
丘陵~山地に普通 山地に生えるカシの代表種でアラカシやアカガシと混生して林をつくる 葉は細長くシラカシに似るが①葉裏は粉白色で②鋸歯はより鋭く③葉の縁や葉面が波打つ。葉裏の色は変異があり、時にシラカシと紛らわしい。<4>

★最初はアラカシとシラカシの違いに悩んだが、アラカシは明らかに葉が幅広く、同じ細長いシラカシとウラジロガシの方が似ていることが判ってきた。
1)2)  冬の姿
3)  夏の姿
4) 葉は細長く波打っている。
6) 白いと言えば白い。この個体は白くないほう。同じ個体でも葉の白さが違う。
11) 鋸歯は鋭い
1) そろそろ職場が年度末進行となりなかなか森に行きづらくなっている。とはいえ年度末は一つの区切りなので、これまで同定の判断ができなかった樹を、片づけていきたい。それはカシ(樫)だ。照葉樹林の代表種であるカシは多くの種類がある。アラカシ、シラカシ、ウラジロガシ。この三つはごく一般的でこの森にも必ずあるはず。他にアカガシ、イチイガシ、ツクバネガシっていうのもある。しかし、どれもよく似ているのだ。カシだというのはすぐわかるようになったのだが、何ガシかがわからないのだ。この森には圧倒的にアラカシが多い。しかしアラカシとは思えないカシもよく見かける。写真はこの森の北側の落葉樹が多い森。冬に高木の葉が落ちる中、中程度の高さの常緑樹が目立ってくる。これらがカシだ。このカシが育っていくとこの落葉樹林はいずれ照葉樹林になっていく。しかし、これらは何ガシだろう。
​​​​​​​4)5) このカシの葉は細長い。ということは、シラカシかウラジロカシだ。アラカシはもっと幅広い。しかし葉だけではシラカシかウラジロカシの区別がつかない。そこで、ドングリだとか花だとかをずっと探してきたのだが、見つからない。まだ若い樹だからかもしれない。とはいいつつ、シラカシとウラジロカシのドングリや花もよく似ているようだ。ということで、これはエイヤァっとウラジロガシと決めました。いい加減ですね。(2021/3/11)

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