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ハリギリ  針桐
ウコギ科ハリギリ属
北海道、本州、四国、九州 照葉樹林帯からブナ帯まで、垂直的な分布範囲は広い 落葉高木(高さ25mになる) 両性花 花期7-8月<2>
山地~低地の林内にやや普通 寒地に多いが低地の照葉樹林にも時に混じる 径15-20cmの整った分裂葉でカエデ類に似るがウコギ科特有のにおいがある 枝や細い幹に棘がある。<4>
1)-5)  幼木
6)-9) 成木(高さ10m)

2)幼木は棘が目立つ
7)成木の幹に棘はない
8)葉は枝先に集まる
9)枝に棘がある

1) この森でよく見かける目ぼしい大木はだいたい紹介し尽くした(本当はまだまだありそうだが)ような気もしますが、紹介し残っていた樹がありました。高い樹が多くて花や実がなかなか見つからなかったからです。この樹の幼樹を何本か見かけましたので、紹介することにします。写真がハリギリの幼樹です。葉が巨大な団扇のようですね。幼樹が多いということは、この森にたくさんあるということだと思います。照葉樹林の中に混じって生えています。
2) ハリギリの幼樹の幹。トゲがたくさんあります。
9) せっかくだからハリギリの成木。高さ10mほどになっていて、葉が下の方に付いていないので、超望遠(400mm)で撮影してこんな感じです。一見はカエデですが、枝に棘かあるのが分かるでしょうか。材が桐に似ていてトゲがあるから針桐。家具材としてよく利用されるといいます。ちょうど花期なんだけど、まだ花が見つからず美しくはない写真で失礼しました。(2021/8/12)

1)-9) 2021/7/24

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