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マユミ 真弓
ニシシギ科ニシシギ属
全国 丘陵から山地の林縁 落葉小高木(普通高さ3-5mになる。大きいものは10mになるものもある) 両性花<2>
林縁や明るい林内、尾根にやや普通 対生で一年枝が緑色で本属と分かる。ツリバナやニシキギより葉は長く大きく葉柄が長く、枝は4稜。<4>
冬芽は対生してやや大きく、卵型で、先が鈍く、黒赤褐色をし、5-6対の縁毛のある花鱗に包まれる。葉痕は隆起し、半円形で、1個の三か月状の維管束痕をもつ。<9>

6)赤く紅葉するはずが、この個体は紅葉しなかった。
7)実は四裂して赤い種子を出す。
9)一年枝は緑で4稜。
19)-20) 大菩薩嶺の丸山峠のマユミ
21) 芽生え
22) 花のつぼみ
23)-26) 開花した
27)-30) 冬芽
 
2)今年最後の樹木はマユミです。本来赤く紅葉する筈でずっと待っていたのですが、今日行ったらほとんど落葉。紅葉せずに終わってしまいました。マユミと分かったのは、このピンクの果実です。拡大してみましょう。
7)マユミの果実です。ピンク色の角張った果実で真っ赤な種子が顔を出しています。この樹は今一つ実の付き方が悪いようですが、ものすごい数の実をつけたマユミを見て、吃驚したことがあります。それは、、。
19)20)ここは大菩薩嶺の丸山峠。標高1824m。大菩薩嶺は今ではバスで簡単に行けますが、ここは旧登山ルートの途中にあります。丸山荘といういかにもの山小屋の敷地内のマユミです。2019年11月10日のこと。こんな時期に何が咲いているのかと思ったらマユミの実だったのです。(2020/12/31)

<開花>
21) 昨日は樹の花は高い樹冠にあるという話をしましたが(スダジイ)、低木の花もあまり目立たないのでつい見逃しがちです。その点、定点観察の樹を指定した効果がこういう時に表れるのです。そういえば、マユミはどうなっているかと見てみたら、ばっちりと白い花を咲かせていました。マユミは赤い果実が見事でそのことはよく知っていましたが、花は白かったんですね。拡大してみましょう。
24) マユミの白い花。雄しべの黒が目立っていますが、いつもそうとは限らないようです。(2021/5/7)
<冬芽>
27) 今日も冬芽とシダを撮りだめた写真と睨めっこしていました。シダは相変わらず種の区別がつきません。難しいですね。一方冬芽は区別はつくんだけど、葉をつけていた時に同定していたはずの樹の種類と、冬芽の種類が食い違っているものばかり。つまりその樹が生えていた場所の記憶がいい加減だったわけです。夏と冬の森の姿が全然違っている、ということではありますが。次の休みの日にもう一回確認しなければ(何回目だ!)。そんな中で、今日はマユミを紹介します。このマユミは昨シーズンは沢山の実をつけていたのに、今年は全然、実が付かないのでおかしいと思って、ずっと注目していたのです。1月になってもまだ葉をつけているのもおかしい。もしかしたら、これはマユミではなかったのではないかと思っていたのでした。冬芽はどうでしょうか。
28) マユミの冬芽です。類似種のニシシギとかツリバナとかと全く形と色が違うのです。黒赤く卵型ということは間違いなくマユミです。冬芽は同定に役立つということがよくわかったのでした。
30)せっかくだからもうマユミの冬芽もう一枚。下の葉痕は三か月状の維管束痕が1個なので、"顔"には見えないタイプ。むしろアスパラガスのようですね。美味しいかもしれません。(2022/1/13)
1)-5)2020/12/20  6)12/31  7)12/19  8)12/20  9)12/19  10)12/20  11)-18)12/19  19)20) 2019/11/10(大菩薩嶺の丸山峠)  21) 2021/3/6  22) 5/1  23)-26) 5/7 27)-30) 2022/1/10

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