1) 見事な枝ぶり
1) 見事な枝ぶり
2)
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3) 朝日
3) 朝日
4) 枝の先に手が届く
4) 枝の先に手が届く
5)
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6)三行脈
6)三行脈
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8)
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9)
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10)毛がある
10)毛がある
11)若い実
11)若い実
12)別のエノキ F07
12)別のエノキ F07
13)
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16)
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エノキ
ニレ科エノキ属
街道の一里塚や村境、橋のたもとなどによく植えられ、いわれのある大木がある。 本州、四国、九州、沖縄 丘陵から山地の日当たりのよい適度に湿り気のあるところや沿海地。雑木林や人里近くにも多い。落葉高木(高さ20m直径1mほどになる) 雌雄同株。<1>
1547年、織田信長は三十六町を一里と定め、一里ごとに塚を築かせた。家来が「塚に松か杉を」と問うたところ「道に松の木を植えたので余の木を植えたい」と答えた。これを家来がエノキと聞き違え植えてしまった。(「本朝世事談綺」) <8>
〇F04  いつものベンチ裏 高さ10m
1)-15)
〇K38  裏東道頂上 高さ8m
16)-19)


1) 昨日つぶやいたタブノキを探しに今朝も勤務前に"この森"へ。タブノキの巨木らしいのはあるんだが、高すぎて葉がよくわからず。代わりに別の木です。この森は、急斜面ばかりなので、なかなかこういう樹形が分かる写真は撮れないのだが、この木は山頂近くの草原に高くそびえていた。といっても10mぐらいでそう高くはない。なぜここが草原になっているのかは不明だが、数十年前に伐採か火事で森(照葉樹林)が消失したことは確実。伐採した時、この樹を残したのか。まさか植えたってことはないと思うけど。こんなことを考えるのも、よく植えられる樹だからです。
これはエノキです。昔、街道の一里塚や村境、橋のたもとなどによく植えられたそうです。1547年、織田信長は三十六町を一里と定め、一里ごとに塚を築かせた。家来が「塚に松か杉を」と問うたところ、「道に松の木を植えたので余の木を植えたい」と答えた。これを家来がエノキと聞き違え植えてしまったんだとか。
4)は最初の写真の逆側、"いつものベンチ"から見たものです。こう見ると傾いていますね。やはりこの木だけ残して森を伐採したのかな。この樹の奥の左側にもう一本エノキの大木があります(→12  F07 )。エノキは、横に枝を伸ばすのが特徴だと言います。しかも低いところで。写真の右側に伸びている枝に手が届くのです。
5)-10) おかげで葉をしっかり見ることができ、エノキと分かりました。葉に特徴があるのです。三行脈です。
11)若い実
(2020/9/9)

<果実再び>
13)-15)
13) この季節の森は、紅葉とともに木の実がたわわに実っている、、はずだ。はずなんだけど、しかし、そう簡単には見つからない。大抵、大木の樹冠になっているからだ。木に登ればいいんだが、そうもいかず、下から眺めても良く見えない。背の低い幼樹には実が生らないし。偶然、斜面に生えている大木とか、枝が垂れ下がっていたりしないとダメなんですね。そんな中で、今日はエノキの木の実を苦労して撮影してきました。エノキは横に枝を広げるので比較的近いところに実がなっているけど、手が届くほどではない。でも多くの実をつけていることは分かりました。例によって、拡大してみましょう。
15) エノキの実。赤いのと黒いのがありましたので、赤から黒になるようです。ちなみに、これは食べてもまあまあの美味しさらしいです。(2021/11/3)
<紅葉>
16) 紅葉シリーズも後半戦。今日はエノキです。この森にエノキは多いのですが、どうもうまく紅葉してくれません。色づく前にどんどん落葉してしまう。その中でやっと見つけた紅葉したエノキです。夏の間は他の樹と区別がつかず、紅葉するからこそ見つかったものです。このエノキはなぜか上に伸びず、横に枝を拡げています。周りの樹との太陽争奪戦だったのでしょう。それが紅葉するのかしないのかと関係するとは思いませんが。この森では貴重なエノキです。
17) エノキの紅葉です。じつはこの写真は1週間前のもの。今日見に行ったらすでに落葉していました(19)。(2021/12/12)


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