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フユイチゴ 冬苺
バラ科キイチゴ属
本州(関東南部・新潟以西)・四国・九州 山野や沿海の山地の林縁や林下などに普通に生える。 つる性常緑小低木 両性花 花期9～10月 果実 11月～1月<1>
低地～丘陵の林内や林縁に普通。沿海地に多く、よく群生する。常緑のキイチゴ類のうち、最も広くみられる。枝はつる状に長く地を這う。<4>
4) つる状
5)棘がまばらにある
8)短毛が散生
9)短毛が密生
1) 冬の森は寂しいです。花は全然咲いていないし、果実も大分落ちてしまっている。特に、下層植生や草原は枯草ばかりといってよい。そんな中に、ひときわ目立つ赤い実があったのでした。これは野苺に似ています。しかし冬に苺が実をつけるのでしょうか。あるんですね。冬に実が生る種類が。その名もフユイチゴ。そして冬の主役だから常緑です。拡大してみましょう。
3) フユイチゴの果実。見るからに美味しそうですが、実際、イチゴですから美味しいらしいです。冬の貴重な食料源ですね。(2021/12/24)
1)-3) 2021/12/12 4)-5) 12/18 6)-10)12/12
