1)
1)
2)
2)
3)
3)
4)
4)
5)
5)
6)
6)
7)
7)
8)
8)
9)
9)
10)
10)
11)
11)
12)
12)
13)
13)
14)
14)
15)
15)
16)
16)
17)
17)
18)
18)
19)
19)
20)
20)
21)
21)
22)
22)
23)
23)
クサギ 臭木
シソ科クサギ属
北海道、本州、四国、九州、沖縄 日当たりのよい山野の林縁、沿海地 落葉小高木(高さ4-8mになる) 枝や葉を千切ると強い臭気がある<3>
林縁や道端、荒れ地などに普通。特有の臭い臭いがあることが最大の特徴。<4>
冬芽は、対生し、裸出して、小さく、円錐形ないし半球形で、長さ1~2mあり、短軟毛ないし垢状毛がはえ、開出する。頂芽は円錐形で小さく、春に発達するのは、2-3番目の側芽である。葉痕は隆起し、楕円形ないし心形で、5-9個のU字状に並んだ維管束痕をもつ。<9>

7) -8)蕾の段階
9)対生
16)軟毛が多い
<花>
3) 真夏の樹の花は少ないが、その中でよく目立つのがこの樹。クサギです。臭木。。。においが強烈です。といっても臭いといえば臭いかもしれませんが、そう我慢できないようなにおいではありません。焦げたゴムというかなんとも言えないにおいで、クセになる匂いかもしれません。花をよく見てみましょう。
5) クサギの花です。雄しべの先端の紫がいい感じですね。花も強烈なにおいを払っていました。(2021/8/3)
<実>
19) 今日は、花ではなく木の実です。深紅の萼にサファイアブルーの実。綺麗ですね。これはクサギの実です。7月末に白い花をご紹介しましたが、2か月たったらこんなに美しい実をつけました。例によって拡大してみましょう
20) クサギの実のアップ。このサファイアブルーの色は、昔は染料としても使われていたようです。青く染めることができるので、貴重だったようです。クサギ(臭木)という名に似合わず、というか。この樹の若葉は山菜としても食べられるそうです。根は薬用だとか。有用な樹なんですね。(2021/10/5)

<冬芽>
21) 冬芽が面白過ぎるので、なかなか見分けるのも難しいが、分かったものから紹介します。これはクサギの冬芽です。このクサギは目立つ場所にポツンと生えているので、場所を覚えやすく断言できます。夏と冬とでは森の様子は全く異なるので、こういうことは珍しい。いや、そのことにやっと気づいたので、この樹はここにあるということを、もっとしっかりと夏の間に覚えておくべきだったと今頃反省しています。
22) クサギの冬芽の葉痕は""に見えますね。これは、図鑑によると、葉痕は、5-9個のU字状に並んだ維管束痕をもつ」からなんですね。一方、冬芽は、丸くて小さいですし、枝の先端にあるはずの頂芽もありません。頂芽はないのでしょうか探してみました。
23) クサギの頂芽がみつかりました。やはり小さいです。これから大きくなるのでしょうか。どうもクサギの頂芽は春に発達せず、発達するのは23番目の側芽なんだとか。春にどうなっているのかも楽しみになりました。(2022/1/9)

1)-6) 2021/7/31  7)-17) 7/24  18) 7/31  19)-20) 10/2  21)-23) 2022/1/8

You may also like

Back to Top