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ノイバラ 野茨・野薔薇
バラ科バラ属
北海道、本州、四国、九州 河原、原野、林縁などにふつうに生える 落葉低木(高さ2mになる) 直立するが他のものに寄りかかって這い上ることも多い 両性花<1>
明るい場所に普通。最も広くみられる野生のバラ。①托葉がくし形に裂け、②葉全体に軟毛が多く、③葉面にややシワが目立つのが特徴。鎌状に曲がった棘がある<4>
★関東地方には、オオフジイバラ(アズマイバラ)もふつうに見られる。葉に光沢が強く、托葉のふちに腺毛がある。

2)葉に光沢はない
6)葉裏には白い軟毛が密生する
11)開花2日でこんな姿に。。。
12)鎌形の棘
13)14)深く裂けた托葉
15) 森の奥から枝が伸びてきていた

1) GWに撮り貯めしたこの森の花たちを紹介しましょう。たくさん撮り過ぎて整理が大変でした。まずこの季節の樹の花と言えば、これです。いわゆる野薔薇、ノイバラ(野茨)です。樹の花はもうひとつ美しくない花も多いですが、さすがにバラですね。美しいです。この森ではそう多くは見かけませんでしたが、2株見つけました。このノイバラは森の中から登山道にニョキニョキ蔓を出し、いかにも私を見てくれと言っているようでした(15)。
ノイバラは全国どこでもよく見られるので、昔から親しまれているようです。万葉集の巻第ニ十「道の辺の 茨の末に 延ほ豆の からまる君を はかれか行かむ」(4352)。道端の茨の枝先まではう豆蔓のように、からまりつく君、そんな君を残して別れていかねばならないのか。植物学者はこの「茨」をノイバラと解しているそうです。万葉集に先立つ「常陸国風土記」では、「茨をもちて城を造りき。この所以に、地の名を便ち茨城と謂う」とあるそうです。茨城県の語源でもあるんですね。
野生のバラは花は似たようなものですが、いろんな種類があります。今回紹介したバラも実は、微妙でした。関東地方に限ってもオオフジイバラとかミヤコイバラとかがあって悩みました。(2021/5/11)

新12) 今日は若い頃によくつるんでいた同世代の人に30年ぶりに仕事で再会して長話をし、帰宅後深く思いを馳せていた。気を取り直して、このところルーティンになっている"定点観察"をアップしようと、写真の整理をした。これはノイバラの特徴である鎌型の棘。この棘でノイバラと識別できるのだ。ところがいざアップしようとしたら、使っているホームページサービスがダウンの模様で、アップできないではないか。「そんなことをしている場合か」とくだんの彼女は言いたかったのかもしれない。彼女は最近、本を出した。自分史がそのまま市民社会史になっている。NPOを立ち上げてネットワーカーとして確実に自分たちが市民社会をつくりあげてきたという自負に満ちた半生だった。しかしここ10年で何かが変わった。生活困窮者へのパーソナルサポートに沈潜する。そしてコロナ。とたんに忙殺される。これほどもろい社会だったのか。人災としてのこのコロナ社会に対して市民セクターは何もできていないと問うのだ。30年前と同じ楽観的な悲観主義者は相変わらずの勇気を与えてくれたが、問いかけはますます重くなっていた。と書いたところでHPが復活した。(2021/6/9)



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