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カマツカ 鎌柄
バラ科カマツカ属
全国 山地の日当たりのよい林縁など どこにでもある 落葉小高木(高さ5から7mになる) 両性花 長枝では互生、短枝では輪生  開花4-6月<1>
丘陵~山地の林にやや普通 葉は平凡な形だが、細かく鋭い鋸歯、短枝がやや発達し葉が束制するのが特徴<4>
各地の二次林、特にアカマツ林などに普通な落葉低木であったが、森林の発達によって次第に少なくなりつつある<岡山理科大HP>
冬芽は2/5ないし1/3のらせん生であり、円錐形で、小さく、4綾を持ち、先が尖る。芽燐は3-4枚あり、赤褐色で、縁には灰白色の軟毛が生える。葉痕は著しく隆起し、広いV字形であるが、隆起の基部は赤紫色で、ナナカマドと同様に、葉柄基部が残存して冬芽の基部を保護する。<9>

○F20 いつものベンチ入口 高さ5m
4)長枝では互生
5)6)短枝では輪生
○I16+1  東中道 登ってすぐ
15)16)照葉樹林帯の中のカマツカ(I16+1)
○B35   女坂 東中道分岐 高さ4m
17)19)22)  最初は黄色でカマツカとはわからなかった(11/27-28)
18)20)21)  5日後には赤くなった。もっと赤くなるのだろう
23)-26)  冬芽。基部に特徴あり。

"この森"もこんなに紅葉するなんて知らなかった。紅葉とは無縁の森だと思っていたのに。夏の間には気が付かなかったイロハモミジがあちこちに生えてた。イロハモミジは一目葉を見れば判るのだが、同じように鮮やかな赤なのにモミジでない樹がいくつかあった。どうもカマツカのようだ。
15)16) 照葉樹林に囲まれて一本だけ赤く輝いていたカマツカ。モミジではないのが見えるかな。変哲のない卵型の葉。赤くなければこれがカマツカなんて気が付かなかっただろう。全国どこにでもある樹だそうだが、森が最近発達してきているので少なくなったとの説もあるらしい。(2020/12/9)
<黄色い紅葉>
19) この森の紅葉はイロハモミジやイタヤカエデが色づき始めました。カエデ類は照葉樹林帯の中にもたくさん生えていて、夏の間は目立たないのにこの季節だけは存在を主張しています。イロハモミジさすがに紅葉の王者でそれは美しいのですが、見飽きていることでしょうから、同じように紅葉の時期だけ存在を主張する見事な紅葉のカマツカを紹介します。しかしこのカマツカは何の樹か悩んでしまったのです。私はカマツカの紅葉は赤いと思い込んでいました。去年、見た時は別の場所のカマツカですが見事な赤だったのです。これが11月27日の写真。 
20) 今日のカマツカです。数日間のうちにあっというまに赤くなっていました。この調子だともっと赤くなるはずです。しかし次の休みには終わっている可能性が高いなあ。紅葉の命、短し。 
21) せっかくだからもう一枚。カマツカの全体。周りが常緑樹なので目立ちます(下はマルバウチギ、上はコナラの紅葉)。カマツカは照葉樹林の中にポツリポツリとまばらなんですが、かなり多いんです。しかし目に入るのは紅葉の時期だけ。夏の間は他の樹に紛れて見分けがつきません。なので、花や実は確認できていません。開花は5月ごろ。次の目標です。(2021/12/5)
<冬芽>
23) 今日の冬芽は、美しい紅葉で楽しませてくれるカマツカです。これは頂芽。葉痕も小さいし、面白みがありませんが、なんか冬芽の下がゴツゴツしていますね。なんか変な感じです。
24) カマツカの側芽の冬芽。これを見ると何が変だったかわかります。普通は、芽は枝から直に出ているのですが、その間に土台みたいなのがあります。メカニズムはよくわからなかったのですが、これは葉枝の基部が残存して冬芽を保護しているのだそうです。カマツカ属とナナカマド属とリンゴ属(いずれもバラ科)の特徴なんだとか。冬芽にもいろいろあるんですね。(2022/2/22)
<開花>
27)樹木の花は、目立たないものが多いです。花自体が小さかったり花弁が無かったりといこともあるんだけど、そもそも下から見上げると葉に隠れて見えない場合も多いのです。このカマツカは秋には真っ赤に紅葉して目立っていて何本も生えていることが判ったのですが、果たして花はいつ咲いているのか疑問に思っていました。どうも見えなかっただけなんですね。無理やり覗きこんでみたら、しっかり咲いていたのでした。なかなか綺麗な花でした。しかし、もう終わりかけ。右下の方の花は落ちていますね。ぎりぎり間に合ったという感じです。(2022/5/2)
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