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●この森の樹木(木本) : この森の地点別の樹種(現在101種+他の森10種)

A29(東道入口) ミヤコザサ(確実度40)
A20(東道入口)   マサキ(確実度95)
A11(東道入口) イヌガヤ(確実度95)
A08(東道入口)    カヤ(確実度95)
A01(東道展望台北側) コナラ(確実度90)
A04(東道展望台南側) アラカシ(確実度70)
A03(東道九十九折)   カゴノキ(確実度95)
A05(東道頂上) ヤブツバキ(確実度100)
A09(東道頂上) アオキ(確実度100)
A12(東道尾根)   ヤブニッケイ(確実度90)
A17(東道頂上)  モミ(確実度95)
A24(東道東天照)  ヤマザクラ(確実度80)
A23(東道東天照)  ウワミズザクラ(確実度95)
A26(東道東天照) アズマネザサ(確実度80)

B08(女坂沢沿い)  コクサギ(確実度100)
B32(女坂入口)  クマザサ(確実度75)
B28(女坂入口)  ヤマブキ(確実度99)
B28+2(女坂入口)  メタセコイア(確実度60)  植栽
B17+1(女坂入口) オオモクゲンジ(確実度75) 植栽
B28+4(女坂入口)  シュロ(確実度80)
B37(女坂入口)  アオギリ(確実度90)
D02(尾根道の橋)  モクレイシ(確実度100)
D37(尾根道八俵山) クサイチゴ(確実度99)
D40(尾根道)  ニワトコ(確実度95)
D42(尾根道)  ノイバラ(確実度80)
D11(尾根道)   シロダモ(確実度100)
D16(尾根道第二広場前) ハコネウツギ(確実度80)
D16+1(尾根道)  ハリギリ(確実度90)
D55(第二広場入口) カラタチバナ(確実度90)
D16+2(尾根道第二広場) ヤマハゼ(確実度50,B01+2は70)とヤマウルシ
D46(尾根道第二広場) ナワシロイチゴ(確実度95)
D22(尾根道第二広場)  コムラサキ(確実度95)  植栽
D23(尾根道第二広場) ハゼノキ(確実度90)  植栽
D53(尾根道第二広場)  カラスザンショウ(確実度90)
D30(尾根南巻道) イヌツゲ(確実度90)←ヒサカキの間違い  
D10(尾根南巻道)  スダジイ(確実度95)
E05(西道入口)   ヤツデ(確実度100)
E06(西道入口)    オオアリドオシ(確実度90+α)
E15(西道木道付近)  ヒノキ(確実度99)
F01(いつものベンチ真裏) イヌビワ(確実度100)
F02(いつものベンチ正面) イヌシデ(確実度75)
F03(いつものベンチ裏)  ヤマグワ(確実度95)
F04(いつものベンチ裏) エノキ(確実度99)
F09(いつものベンチ左) ミズキ(確実度99)
F32(いつものベンチ左) ヤマウコギ(確実度90)
F10(いつものベンチ左) アカメガシワ(確実度95)
F36(いつものベンチ東側) サルトリイバラ(確実度90)
F14(いつものベンチ東側) ナギ(確実度100) 植栽
F19(いつものベンチ中央)   クヌギ(確実度100)
F26(いつものベンチ中央) サンショウ(確実度95)
F31(いつものベンチ中央) オカウコギ(確実度60)
F23(いつものベンチ中央)   サツキ(確実度90)   植栽か
F25(いつものベンチ西側) カツラ(確実度95)
F27(いつものベンチ中央) ウメ(確実度95) 植栽
F05(いつものベンチ入口)    ウツギ(確実度99)
F15(いつものベンチ入口)  ニシキウツギ(確実度70)
F20(いつものベンチ入口) カマツカ(確実度95)
F21(いつものベンチ入口)   マユミ(確実度90)
F24(いつものベンチ入口)  オニシバリ(確実度90)

G26(裏女坂入口 林縁) ヒメコウゾ(確実度90)
G23(裏女坂入口) クマノミズキ(確実度95)
G27(裏女坂周回路) センリョウ(確実度95)
G25(裏女坂沢沿い)  フサザクラ(確実度95)
G04(裏女坂中腹)   イタヤカエデ(確実度100)

H02(ケヤキ道広場)   ムラサキシキブ(確実度90)
H02+1(ケヤキ道広場)  ケヤキ(確実度100)
H03(ケヤキ道広場)   ムクノキ(確実度80、A1+1は60)
H07(ケヤキ広場)   ツルマサキ(確実度90)
H16(ケヤキ道~裏男坂分岐) ヤマアジサイ(確実度40)
I01+1(東中道中腹)  アカシデ(確実度85)
I10(東中道入口) ネズミモチ(確実度80)
I21(東中道登り)   テイカカズラ(確実度90)
I17(東中道登り) モッコク(確実度75)
I08(東中道登り) ヤブコウジ(確実度90)
I25(東中道登り) オオシマザクラ(確実度60)

I14(東中道中腹) コウヤボウキ(確実度95)
I29(東中道中腹)  フジ(確実度70)
I04(東中道中腹)   モチノキ(確実度95)
I05(東中道中腹)  トベラ(確実度95)
I15(東中道中腹)   マンリョウ(確実度99)

J13(裏男坂周回路) ホソバタブ(確実度80)
J03(裏男坂中腹) イロハモミジ(確実度100)
J05(裏男坂中腹) コゴメウツギ(確実度95)
K39(裏東道入口)   フユイチゴ(確実度95)
K13(裏東道入口) コブシ(確実度80)
K12(裏東道入口) クスノキ(確実度95)       植栽
K34(裏東道入口) ネムノキ(確実度95)
K11(裏東道登山口)  ガクアジサイ(自生の確実度60)

K24(裏東道麓近く)   マルバウツギ(確実度99)
K27(裏東道中腹) スギ(確実度100)
K20(裏東道中腹)  ウラジロガシ(確実度60)
K22(裏東道尾根入口)   ヒサカキ(確実度95)

L01(奥尾根道 第二のベンチ) タブノキ(確実度98)
L04(奥尾根道 第二のベンチ) モミジイチゴ(確実度70)
L14(奥尾根道第二ベンチ) クサギ(確実度95)
L02(奥尾根道 下)   ガマズミ(確実度95)
L05(奥尾根道)  ヤマツツジ(確実度95)
L12(奥尾根道)  セイヨウアジサイ(栽培品種)

N01(西の森-湘南平の下広場)  サンゴジュ(確実度90)
N02(西の森 尾根道) サネカズラ(確実度80)

この森以外で見つけた樹木
T01(大楠山) ヤブデマリ
T03(天城山) ツクバネウツギ
T04(天城山) アマギシャクナゲ
T05(天城山) トウゴクミツバツツジ
T06(天城山) アセビ
T07(天城山) ヒメシャラ
T08(三ツ峠山) ミズナラ
T09(霧降高原) シロヤシオ
T10(霧降高原) サラサドウダン

            ◆              ◆
●この森のシダ類 (現在20種)
Z01   シダらしくないシダ Aマメヅダ、Bフユノハナワラビ
Z02   不分裂葉のシダ Aイワガネゼンマイ Bイワガネソウ Cオオバノイノモトソウ Eヤブソテツ
Z11   一回羽状に切れ込むシダ(特徴のあるもの) Aホシダ Bジュウモンジシダ   Cフモトシダ Dアマクサシダ
Z12 一回羽状に切れ込むシダ2(シケシダに似たもの) Aミゾシダ
Z13 一回羽状に切れ込むシダ3(クマワラビ類) Aクマワラビ
Z22 二回羽状 イタチシダ類 Aオオイタチシシダ  Bヤマイタチシダ
Z23  二回羽状 ベニシダ類 Aベニシダ Bトウゴクシダ
Z31  三回羽状に切れ込むシダ Aリョウメンシダ Bタチシノブ

●野草(草本)たち[この森+日本各地] 
 その他のこの森の野草の花は→02この森の花たち
y01特設 この森の野菊たち Aシロヨメナ、Bノコンギク、Bbホソバコンギク、Cサワギク、Dユウカギク、Eシラヤマギク、Fハキダメギク、Gハルジオン
Y02特設 この森の唇形花たち  Aヤマハッカ、Bアキノタムラソウ、Cムラサキケマン
Y05特設 この森のアザミたち Aトネアザミ、Bタムラソウ、
Y06特設 スミレたち Aタチツボスミレ、Bコスミレ、Cエイザンスミレ(丹沢・二ノ塔)、Dタカネスミレ(秋田駒ケ岳)、Eナガハシスミレ(宝珠山)、Fスミレ、Gキバナノコバナツメ(三ツ峠山)
Y07特設 ユリたち Aホウチャクソウ
Y08特設 ランたち Aギンラン  Bキンラン
Y10特設 バラ科の野草たち Aシロハナノヘビイチゴ(三ツ峠山) Bヘビイチゴ
Y11特設 カラマツソウたち Aカラマツソウ(霧降高原)
Y12特設 キンポウゲたち Aウマノアシガタ ミヤマキンポウゲ(刈込湖) Bキツネノボタン
Y13特設 ナデシコたち Aワチガイソウ(刈込湖)
Y14特設 セリたち Aイワセントウソウ(刈込湖)
Y15特設 カタバミたち Aカタバミ Bコミヤマカタバミ(刈込湖)
Y16特設 ショウマたち Aレンゲショウマ(羽黒山・宇都宮)
Y17特設 ダテたち Aママコノシリヌグイ

 ●この森の動物たち
特設:この森の野鳥たち(V01)  Aヒレンジャク  Bエナガ
特設:この森の蝶たち(W01)   Aアサギマダラ B1キタキチョウ B2スジクロチョウ C1ヒメウラナミジャノメ C2コジャノメ C3コミスジ C4ツマグロヒョウモン D1モンキアゲハ E1ダイミョウセセリ
特設:この森のアブたち(W11)  Aアシブトハナアブ

            ◆              ◆




<凡例>
大木は原則として葉を採取できたものに限った。
明らかに植栽と考えられるのは明示した。植栽が怪しまれるときは他の株を探し、離れた場所に他の株があれば、自生か野生化かどちらかと判断した。
地名の明記のないものは、すべてこの森(高麗山)で見られたものである。なお、この森のものは概ねの地点をA~Nで示した。
A 東道 B 女坂 C 男坂 D尾根道 E 西道 F いつものベンチ G 裏女坂  Hケヤキ道    I 東中道  J 裏男坂 K裏東道 L奥尾根道   M北の森 N西の森
各地点の詳細は→この森の紹介

<参考文献>
各ページの冒頭の太字は以下の書籍からの引用または要約。その末尾に<1>等で参照元を示した。
<1>『山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花①』(2000)
<2>『山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花②』(2001)
<3>『山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』(2001)定番三冊組み。記載内に過不足なく愛用している。難をいうと科・属を超えた似た者同士がわからないこと(そもそもあまりそういうケースはないのかな)。
<4>『山渓ハンディ図鑑14 樹木の葉 増補改訂』(2020)葉で見分ける時の決定版。識別ポイントの解説が有用。
<5>『葉で見分ける樹木 小学館フィールドガイド22』
葉で同定の目星をつける時には<5>が便利。
<6>『樹皮ハンドブック』
樹皮で同定の目星をつける時に便利。
<7>『イラストによる落ち葉図鑑』
葉のイラストが原寸大なので落ち葉を乗せるとぴったりはまる。解説がないのが残念。
<8>菱山忠三郎『講談社ネイチャー図鑑 樹木』
身近な樹の雑学だが、著者の体験談も多い。栽培ワンポイントあり。
<9>『落葉広葉樹図譜 冬の樹木学』(1978)
冬芽の定番。
<10>岡村はた、橋本光政、室井ひろし『新訂 図解 植物観察事典』(1993)
野草、樹木、栽培植物も含め特徴的な事項を箇条書きされる。統一感はないが生態や生活との関係など有用な記述が多い。写真はなし。
<51>『山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花 増補改訂新版』(2013)
<52>『山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花 増補改訂新版』(2013)
<53>『山渓ハンディ図鑑8 高山に咲く花 増補改訂新版』(2013)
<54>『山渓ハンディ図鑑6   日本のスミレ』(1996)

<101>原襄『植物のかたち―茎・葉・根・花』(培風館 1981)
こういう本を探していたんだ。欣喜雀躍した。森の観察のために植物図鑑を見ても苞葉とか心皮とか専門用語ばかりでよくわからない。必要な植物学の基礎をちゃんと学んでみたいと探すも、あるのはDNAとか分子生物の類ばかり。あるいは断片的なエッセイ。細分化された植物学の中で私が求めていたのは「植物形態学」というらしい。植物は全て葉が変態したものだと言ったあのゲーテが始祖だというが、本書は、植物形態学の初歩的な入門書として1981年に書かれたもの。東大教養学部のゼミの成果らしく、全ての写真が著者の撮影で、アオキやツバキといった身近な植物から入り実例を多く紹介しながら、植物の茎と葉と根(植物の器官はこの三つだけ)の形の基本と多様性が、誠に説得力をもって体系的に説明される。そういうことだったのか、と何度膝を打ったことか。植物図鑑が100倍よく読めるようになった、いや森の観察が100倍楽しくなった。それにしても本書のような本が最近何故ないのだろうか。著書の言葉を引用しておこう。「あまりに理論的な分子生物学の知識が、細かいところまで高等学校の教科書で解説されている一方で、ごく常識的にわれわれをとりまく植物の形についての、初歩的な解説すら教科書に取り上げられていない」。「人類の長い歴史の中で、自然を観察し、博物学的な知識を得て、現在の自然科学の基礎を築き上げてきたのである」。「生物の教育では、肉眼で見える生きている生物のありのままの姿に、もっと親しめるようにすることが必要だ」。1980年代からそういうことだったんだ。なお付記しておくと、中身は本格的。久しぶりにねじり鉢巻きで"勉強・精読"してしまった。(2020/8/25)
<102>渡辺一夫「イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか」(築地書館 2009)
<103>渡辺一夫「アセビは羊を中毒死させる」(築地書館 2010)
<104>渡辺一夫「森林観察ガイド 驚きと発見の関東近郊10コース」(築地書館 2007)
<105>多田多恵子「したたかな植物たち 春夏編」(2002/ちくま文庫2019)
秋冬編が面白かったので、まだ春は遠いけど春夏篇。身近な植物をとりあげ(本書では13)、わかりやすくかつ一歩踏み込みんで植物の世界に誘ってくれる。例えば、冒頭の西洋タンポポと在来タンポポ。外来種のタンポポに押され在来種が少なくなっていることは知っていたが、その理由を解説するのに、生殖方法の違い(西洋タンポポは無性生殖=クローン)や、さらには自然度が高い環境に有利な在来種の夏眠という性質など踏み込んだ説明がくる。さらに近年は西洋と在来種の雑種が登場しモンスターと化しているとか。こんな感じで、昆虫や細菌との共生や化学物質など植物学の知見が投入されながら、植物への愛に満ちている。豊富な写真や絵も実用的で、春が来るのが待ち遠しくなる。二冊合わせて春夏秋冬手元に置きたい。(2020/10/14)
<106>多田多恵子「したたかな植物たち 秋冬編」(2002/ちくま文庫2019)
春夏篇もあるが、もう秋なので本書から。これは良いです。屋久島あたりに行かなければ見れないガジュマルを除けば、身近な原っぱや森に行けば見ることのできる野草や樹をとりあげながら、植物観察の面白さに誘ってくれる。単に特定の野草の種の紹介ではなくて、例えばナズナだったら同様のロゼットの野草が写真入りで紹介される。しかも植物形態学や植物生理学の基本も解説され植物学入門にもよい。ちょうど近くの森の観察に夢中になっている私には、マンリョウやセンリョウなどの縁起植物がこんなにあるんだ(一両や十両もある)など収穫が多い。明日、森に探しに行こう!!(2020/9/12)
<107>米倉久邦「日本の森列伝」(2015 ヤマケイ新書)
列伝とあるが、森そのものが主人公だ。登山好きの元新聞記者が12の森を取材している。登山好きだから山に登り森を歩く。元記者だからその森の専門家(ビジターセンターや研究者)の話を聞く。ガイド付き森歩き記録といったところ。著者自身は森のアマチュアだから少し植物学的には怪しいところはあるが、同じアマチュアの私には却って判りやすい。何より著者が森歩きを楽しんでいるのがいい。■12の森のうち私が行ったことがあるのは天城山のブナ林と比叡山延暦寺の人工森(スギ)だけ。それでもそうだったのかともう一度行きたくなる。奥会津源流域のブナ林、佐渡島の原生スギ林、立山(美女平~弥陀ケ原)の原生スギ林、上高地の渓畔林(ケショウヤナギ)、奈良の春日山原生林などは、近くまで行ってるのにその森の存在を知らずにスルーしていて残念でならない。上高地や大台ケ原の森(トウヒ)は開発史=破壊史が語られ、北海道のブナ北限の黒松内は温暖化、庄内海岸砂防林(クロマツ)は人間の苦闘が語られる。このように視点は一定していないのも列伝ならではかな。地図をみながらヴァーチャル森歩きを楽しんだが、森は体感するのがベスト。行ける日が来るのが待ち遠しい。(2021/2/7)
<シダの図鑑>
<1>桶川修「くらべてわかるシダ」(2020 山と渓谷)
       260種
<2>池畑怜伸「フィールド版 写真でわかるシダ図鑑」(2016 トンボ出版)
  岡山県中心。ユニークな見分け方。
<3>北川淑子「シダ ハンドブック」(2007  文一)
       80種
<4>光田重幸「検索入門 しだの図鑑」(1986 保育社)
  200種 園芸種35種




他の分野も含めて、書籍関係は読書メーターに記録しています。
<撮影機材>
〇Canon EOS 6D
・Canon EF24-70mm F4L IS USM
・Canon EF400mm F5.6L USM
・Tamron 28-300mm f/3.5-6.3 di vc pzd (model a010)
・Tamron  90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(model F017)
〇スマホ
・ケンコー スマートフォン用コンバージョンレンズ ワイドマクロ (広角レンズマクロレンズ付き) SNSマスター

<背景>
コロナのおかげでどこへも行くことができず、近くの森に、ただそこだけに、何回も通ううちに、はじめは目についた森全体の美しさや、たまたま咲いていた花を漠然と見ていただけだったのですが、だんだんと個々の樹の細部が気になるようになってきました。といっても樹は何万本もあるし、それこそ漠然と見ているだけでは、どれが前に見た木だったかわからなくなるので定点観察することを思いついたのです。そうすると樹の名前を知りたくなるもので同定を試みたところ想像以上に難しいことがわかり、その試行錯誤を報告することにしました。ただ、あまりに分析的になって森の美しさとは別物になっているかなとも思いつつ。
写真は、すべて神奈川県の高麗山です。A-の記号は、大体の位置を示します。
A 東道 B 女坂 C 男坂 D尾根道 E 西道 F いつものベンチ G 裏女坂  Hケヤキ道   I 東中道  J 裏男坂 K裏東道

Since 2020/8/13





<翔亀の定点観測 五十音順目次>

●この森の樹木(木本) : 五十音順の樹種(現在101種+他の森10種)
 記号のTのみが他の森となります

アオキ(確実度100) A09(東道頂上)
アオギリ(確実度90)​​​​​​​  B37(女坂入口) 
アカシデ(確実度85) I01+1(東中道中腹) 
アカメガシワ(確実度95) F10(いつものベンチ左)
アズマネザサ(確実度80)​​​​​​​ A26(東道東天照)
アセビ T06(天城山) 
アマギシャクナゲ T04(天城山) 
アラカシ(確実度70) A04(東道展望台南側)
イタヤカエデ(確実度100) G04(裏女坂中腹) 
イヌガヤ(確実度95)  A11(東道入口) 
イヌシデ(確実度75) F02(いつものベンチ正面) 
イヌツゲ(確実度90) D30(尾根南巻道)
イヌビワ(確実度100) F01(いつものベンチ真裏)
イロハモミジ(確実度100) J03(裏男坂中腹) 
ウツギ(確実度99) F05(いつものベンチ入口)   
ウメ(確実度95) 植栽 F27(いつものベンチ中央)
ウラジロガシ(確実度60) K20(裏東道中腹) 
ウワミズザクラ(確実度95) A23(東道東天照) 
エノキ(確実度99) F04(いつものベンチ裏)
オオアリドオシ(確実度90+α) E06(西道入口) 
オオシマザクラ(確実度60) I25(東中道登り) 
オオモクゲンジ(確実度75) 植栽 B17+1(女坂入口) 
オカウコギ(確実度60) F31(いつものベンチ中央)
オニシバリ(確実度90) F24(いつものベンチ入口) 
ガクアジサイ(自生の確実度60) K11(裏東道登山口) 
カゴノキ(確実度95) A03(東道九十九折)   
カツラ(確実度95)​​​​​​​ F25(いつものベンチ西側)
ガマズミ(確実度95) L02(奥尾根道 下)   
カマツカ(確実度95) F20(いつものベンチ入口) 
カヤ(確実度95) A08(東道入口)   
カラスザンショウ(確実度90) D53(尾根道第二広場)
カラタチバナ(確実度90) D55(第二広場入口) 
キブシ(確実度90) ​​​​​​​L03(奥尾根道  中段ベンチ)   
クサイチゴ(確実度99) D37(尾根道八俵山)
クサギ(確実度95) L14(奥尾根道第二ベンチ)
クスノキ(確実度95)       植栽 K12(裏東道入口) 
クマザサ(確実度75)​​​​​​​ B32(女坂入口) 
クマノミズキ(確実度95)​​​​​​​ G23(裏女坂入口) 
クヌギ(確実度100) F19(いつものベンチ中央) 
ケヤキ(確実度100) H02+1(ケヤキ道広場) 
コウヤボウキ(確実度95) I14(東中道中腹) 
コクサギ(確実度100) B08(女坂沢沿い) 
コゴメウツギ(確実度95) J05(裏男坂中腹) 
コナラ(確実度90) A01(東道展望台北側)
コブシ(確実度80) ​​​​​​​K13(裏東道入口)
コムラサキ(確実度95)  植栽 D22(尾根道第二広場)
サツキ(確実度90)   植栽か F23(いつものベンチ中央
サネカズラ(確実度80) N02(西の森 尾根道)
サラサドウダン T10(霧降高原) 
サルトリイバラ(確実度90) F36(いつものベンチ東側)
サンゴジュ(確実度90)  N01(西の森-湘南平の下広場) 
サンショウ(確実度95) F26(いつものベンチ中央) 
シロダモ(確実度100) D11(尾根道)   
シロヤシオ T09(霧降高原) 
シュロ(確実度80)  B28+4(女坂入口)  ​​​​​​​
スギ(確実度100) 植林 K27(裏東道中腹) 
スダジイ(確実度95) D10(尾根南巻道) 
セイヨウアジサイ(栽培品種) L12(奥尾根道) 
センリョウ(確実度95)​​​​​​​ G27(裏女坂周回路) 
タブノキ(確実度98) L01(奥尾根道 第二のベンチ) 
タマアジサイ(確実度90) K31(裏東道中腹)
ツクバネウツギ T03(天城山) 
ツルマサキ(確実度90) H07(ケヤキ広場)   
テイカカズラ(確実度90) I21(東中道登り)   
トウゴクミツバツツジ T05(天城山) 
トベラ(確実度95) I05(東中道中腹) 
ナギ(確実度100) 植栽 F14(いつものベンチ横) 
ナワシロイチゴ(確実度95) D46(尾根道第二広場)
ニシキウツギ(確実度70) F15(いつものベンチ入口)  
ニワトコ(確実度95) D40(尾根道) 
ネズミモチ(確実度80) ​​​​​​​I10(東中道入口) 
ネムノキ(確実度95) K34(裏東道入口) 
ノイバラ(確実度80) D42(尾根道) 
ハコネウツギ(確実度80) D16(尾根道第二広場前)
ハゼノキ(確実度90)  植栽 D23(尾根道第二広場)
ハリギリ(確実度90) D16+1(尾根道) 
ヒサカキ(確実度95) K22(裏東道尾根入口)   
ヒノキ(確実度99)​​​​​​​ E15(西道木道付近) 
ヒメコウゾ(確実度90) G26(裏女坂入口 林縁)
ヒメシャラ T07(天城山) 
フサザクラ(確実度95) G25(裏女坂沢沿い) 
フジ(確実度70) I29(東中道中腹) 
ブナ T02(天城山) 
フユイチゴ(確実度95)  K39(裏東道入口)  
ホソバタブ(確実度80) J13(裏男坂周回路) 
マサキ(確実度95) A20(東道入口)  
マユミ(確実度90) F21(いつものベンチ入口)   
マルバウツギ(確実度99) K24(裏東道麓近く)   
マンリョウ(確実度99) I15(東中道中腹)   
ミズキ(確実度99) F09(いつものベンチ左)
ミズナラ T08(三ツ峠山) 
ミヤコザサ(確実度40) A29(東道入口)
ムクノキ(確実度80、A1+1は60) H03(ケヤキ道広場)   
ムラサキシキブ(確実度90) H02(ケヤキ道広場)   
メタセコイア(確実度60)  植栽 B28+2(女坂入口) 
モクレイシ(確実度100) D02(尾根道の橋) 
モッコク(確実度75) I17(東中道登り)
モチノキ(確実度95) I04(東中道中腹)   
モミ(確実度95) A17(東道頂上) 
モミジイチゴ(確実度70) L04(奥尾根道 第二のベンチ) 
ヤツデ(確実度100) E05(西道入口)   
ヤブコウジ(確実度90) I08(東中道登り) 
ヤブツバキ(確実度100) A05(東道頂上)
ヤブデマリ T01(大楠山) 
ヤブニッケイ(確実度90) A12(東道尾根)
ヤマアジサイ(確実度40) H16(ケヤキ道~裏男坂分岐)
ヤマウコギ(確実度90) F32(いつものベンチ左) 
ヤマグワ(確実度95) F03(いつものベンチ裏) 
ヤマザクラ(確実度80) A24(東道東天照) 
ヤマツツジ(確実度95) L05(奥尾根道) 
ヤマハゼ(確実度50,B01+2は70)とヤマウルシ D16+2(尾根道第二広場) 
ヤマブキ(確実度99) B28(女坂入口) 

●この森の野草(草本):五十音順(この森で現在80種+他の場所12種)
数字のある項目は→「この森の花たち」

42)アカショウマ(2021/5/16 K)
56)アキカラマツ (2021/9/17)
51)アキカラマツ (2021/8/1)
49)アキノタムラソウ (2021/7/11 F) →特設:唇弁花たち(Y02)  B
35)アメリカイヌホオズキ (2021/4/17  H)
61)アレチヌスビトハギ (2021/9/25)
15)イヌショウマ(2020/10/5  K)
66)イヌホオズキ(2021/10/31)
 イワセントウソウ(2022/8/17 切込湖) → Y14特設 セリたち A
 ウマノアシガタ(or ミヤマキンポヴゲ)→Y12特設 キンポウゲたち  A
32)ウラシマソウ (2021/4/10 A)
 エイザンスミレ(丹沢・二ノ塔)→特設:スミレたち(Y06)  C
27)オオアラセイトウ (2021/3/20  F)
37)オオイヌノフグリ (2021/4/18 F)
4) オカトラノオ (2021/6/27 D)
50)オニドコロ (2021/7/11)

30)カキドオシ (2021/4/3  F)
6) ガクアジサイ(2020/7/8 G) ※これは樹木になります。こちらへ。
4) カタバミ (2020/5/24 D) →Y15特設 カタバミたち A
64) カラスウリ (2021/10/29)
 カラマツソウ Y11特設 カラマツソウたち 
 カンスゲ →特設:スゲたち(Y04)
34)カントウタンポポ (2021/4/10 F)
11)キツネノカミソリ (2020/8/7 F)
 キツネノボタン(2021/5/16)Y12特設 キンポウゲたち  B
 キバナノコマノツメ→特設:スミレたち(Y06)G
10)キンミズヒキ (2020/8/5 F)
 ギンラン(2022/4/30  E)  →特設:ランたち(Y08) A
 キンラン(2023/4/29  F)→特設:ランたち(Y08) B
45)ギンレイカ (2021/5/30 H)
44)クララ(2021/5/29 B)
39)ケキツネノボタン (2021/5/16 H)
57) ゲンノショウコ (2021/9/26)
 コスミレ→特設:スミレたち(Y07)B
19)コセンダングサ (2020/11/9 F)
 コミヤマカタバミ(2022/8/17 切込湖) → Y15特設 カタバミたち B

40)サワギク (20221/5/16 F) →特設:野菊たち(Y01) C)
17)サラシナショウマ (2020/10/24 K)
26)シャガ (2021/3/6  B)
  シラヤマギク →特設:野菊たち(Y01) E)
 シロハナノヘビイチゴ→Y10特設 バラ科の野草たち A
18)シロヨメナ (2020/11/7 D) →特設:野菊たち(Y01) A)
23)スイセン (2021/1/18  F) 南房総のスイセンは→こちら(「山旅の想い出」の(12))
 スミレ(2022/4/8  路地) →特設:スミレたち(Y06)F
5) セイヨウアジサイ(2020/7/6 F) ※これは樹木になります。こちらへ。
13)センニンソウ (2020/8/23 D)

63) ダイコンソウ (2021/10/2)
  タカネスミレ(秋田駒ケ岳)→特設:スミレたち(Y06)D
25)タチツボスミレ (2021/2/28 F) →特設:スミレたち(Y06)A
2) タチツボスミレ (2020/4/2 B)
41)タツナミソウ(2021/5/15 F)
  タムラソウ→特設:アザミたち(Y05)B
62) チカラシバ (2021/10/10 )
55)チヂミザサ (2021/9/20)
48)ツユクサ (2021/6/5 A)
21)ツワブキ (2020/11/15  A)
60)トネアザミ (2021/10/3) →特設:アザミたち(Y05)A

 ナガハシスミレ(宝珠山) →特設:スミレたち(Y06)E
28) ナツトウダイ (2021/3/27 F)
43)ナルコユリ(2021/5/15 F)
1) ニリンソウ (2020/3/20 H) →特設:ニリンソウ(Y03)
52) ヌスビトハギ (2021/8/29)
22)ノコンギク (2020/11/29  F)→特設:野菊たち(Y01) B
12) ノカンゾウ (2020/9/6 D)

65)ハキダメギク (2021/11/6) →特設:野菊たち(Y01) F
31)ハコベ(2021/4/4 F)
 ハルジオン(2022/4/22 F)→特設:野菊たち(Y01) G
14)ヒガンバナ(2020/9/21 D)
69)ヒトリシズカ(2022/3/19 K)
70)ヒメウズ(2022/3/25  N)
67)ヒヨドリジョウゴ (2021/12/26)
36)フタリシズカ(2021/4/18 F)
3) フタリシズカ (2020/5/12 D)
53) ヘクソカズラ (2021/8/29)
29)ヘビイチゴ (2021/4/4 F)Y10特設 バラ科の野草たち A
73) ホウチャクソウ(2022/4/29 G) →特設:ユリたち(Y07)A)
 ホソバコンギク(2022/10/16 F) →特設:野菊たち(Y01) Bb)
72)ホタルカズラ(2022/4/22  N)

 ママコノシリヌグイ(2022/9/4 H)→Y17特設 ダテたち A
8)ミズヒキ (2020/8/2 D)
 ミヤマキンポヴゲ(orウマノアシガタ)→Y12特設 キンポウゲたち
66)ムラサキケマン(2022/3/13 A) →特設:唇弁花たち(Y02)C)
71)ヤエムグラ(2022/4/9 B)
33)ヤブタビラコ (2021/4/4 F)
38)ヤブニンジン (2021/4/17  H)
20)ヤマハッカ (2020/11/15 F) →→特設:唇弁花たち(Y02)A)
54)ヤブマオ (2021/9/5)​​​​​​​
59)ヤブマメ (2021/9/26)
9)ヤブミョウガ(2020/8/1 E)
7)ヤブラン (2020/8/9 D)
46)ヤブレガサ (2021/6/12 A)
58)ヤマジノホトトギス (2021/9/26K)
16)ヤマトリカブト (2020/10/18  D)
 ユウカギク →特設:野菊たち(Y01) D)
47)ユキノシタ (2021/6/20 G) →Y09特設 ユキノシタたち
24)ユリワサビ (2021/2/14  G)
 レンゲショウマ(2022/8/14 宇都宮・羽黒山) Y16特設 ショウマたち A
 ワチガイソウ(2022/8/17 切込湖) →Y13特設 ナデシコたち A

●この森の昆虫 :五十音順(この森で現在15種+他の場所1種)
虫0)アカスジキンカメムシ (2021/4/18 F)
虫1)アサギマダラ (2021/7/17) →特設:この森の蝶たち(W01)   A
 アシブトハナアブ→特設:この森のアブたち(W11)A
虫3)カラスアゲハ (2021/9/17F)
虫7)キタキチョウ(2022/3/27 N) →特設:この森の蝶たち(W01)   B1
 コジャノメ(2022/5/3 F)→特設:この森の蝶たち(W01)   C2
 コミスジ(2022/5/3 N)→特設:この森の蝶たち(W01)   C3
虫2) ジャコウアゲハ (2021/8/9)
虫6) ジョロウグモ (2021/10/2)
 スジクロシロチョウ(2021/4/21)→特設:この森の蝶たち(W01)   B2
 ダイミョウセセリ(2022/5/15 H)→特設:この森の蝶たち(W01)   E1
 ツチイナゴ(2022/4/22)→特設:バッタたち(W21) A
 ツマグロヒョウモン(2022/5/5 大楠山)→特設:この森の蝶たち(W01)   C4
 ヒメウラナミジャノメ→特設:この森の蝶たち(W01)  C
虫5)ホソヒラタアブ (2021/9/26)
虫4)モンキアゲハ (2021/9/20 F) (2022/5/3 N)→特設:この森の蝶たち(W01)   D1













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