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カラタチバナ 唐橘  別名 百両
サクラソウ科ヤブコウジ属
本州(茨城県、新潟県以西)、四国、九州、沖縄 常緑樹林内 常緑小低木 高さ20-70cmになる 園芸品種も多い  花期7月 実11月 両性花<3>
沿海~低山の林内にやや稀 マンリョウより細長い葉が、幹の先に集まって付く<4>
18世紀に栽培が大流行し、価格が暴騰したので寛政10年に幕府が売買禁止令を出した<10>
3) 互生
4) マンリョウの葉より明らかに細長い
6)花は終わっている。
10)-11) 縁に粒状の腺点が並ぶ(両面)。マンリョウにはない。
★縁起植物のひとつ→マンリョウを参照

1)今日は赤い実です。こういう実は多いです。低木だとこの森にはマンリョウが多いのですが、まだ色づくのには早く、これも一見、マンリョウかと思ったのですが、赤くなるのが早すぎないかとよく見たら、マンリョウではないようです。葉が細長い。これはカラタチバナ。別名・百両。じつは、赤い実のなる縁起植物には一両、十両、百両、千両、万両とあって、全種制覇を目指しているのですが、そのうち一両(アリドオシ)と十両(ヤブコウジ)と万両(マンリョウ)は見つけていて、これで百両が加わって、残すは千両(センリョウ)のみとなりました。
5) カラタチバナ(百両)の実。これは残念ながら食べられないみたいです。観賞用ですね。江戸時代に大流行をして価格が暴騰したので幕府が売買禁止令を出したとか(寛政10年)。明治時代にも同様のことが起きたと言います。金の生る木ということでしょうか。本来は常緑樹林内に自生する樹ですが、この樹は元・里山と思しき草地にあったので、昔の人が植えたのかもしれません。(2021/10/21)
1)-11) 2021/10/16

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