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アマギシャクナゲ  天城石楠花
ツツジ科ツツジ属
本州(伊豆半島) 常緑低木 枝は良く伸び高さ6~7mになる 花冠は普通5裂
  アズマシャクナゲは山地~深山の岩場。枝はあまり伸びない 花冠は5裂。
ホンシャクナゲは深山の尾根筋。花冠が7~8裂<3>
アズマシャクナゲの変種 花冠は6~7裂するものが混じる  葉裏の毛は灰色を帯びて密生する<4>
4) 花冠は5裂
6) 葉の裏は見逃してしまった

2) あまり花の咲いていなかった天城山の樹木を紹介していますが、これぞ天城山ならではの花が咲いていました。近づいてみましょう。
3) シャクナゲです。天城山の東側の尾根筋にはシャクナゲの群生地があって大人気です(かつて観にいったことがあります)。西側のここは期待していませんでしたが、一株だけ咲いていました。シャクナゲは深山に行くと尾根筋で比較的よく見られます。八ヶ岳や浅間山で見たことがあります。何と言っても目立ちますからね。しかし、天城山のシャクナゲはただのシャクナゲではありません。拡大してみましょう。
4) これは、伊豆半島だけに分布するアマギシャクナゲだと思います。アズマシャクナゲの変種という説もありますが、シャクナゲ(ホンシャクナゲ)は花冠が7裂するのに対して、こちらは5裂するのが特徴です。シャクナゲの群生も素晴らしいですが、ポツリと咲いているのもいいものです。(2022/5/30)

→天城への山旅はこちら
1)-8) 2022/5/20  天城山 標高900m以上

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