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コメツガ 米栂
マツ科ツガ属
本州(中部地方以北、紀伊半島)、四国、九州(祖母山) 亜高山帯。ツガより高所に生育し、尾根や岩場など土壌が薄く乾燥しやすいところに多く純林をつくることもある。亜高山帯上部では、シラビソやオオシラビソと混生することが多い。常緑高木(高さ20メートルになる) 風衝地では低木状になっていることが多い。雌雄同株。ツガと似ているがツガは無毛。<53>
亜高山帯に普通に自生。ツガに似るが、ツガより高標高に分布し、葉は短く、枝に微毛がある。<54>
1)-4) 霧降高原・丸山の低木状のもの   2022/6/16  →山旅日記
4) 葉先は鈍く、わずかに凹む。2本の白い気孔
6)-10) 切込湖の純林。高木が多い。 2022/6/17  刈込湖   標高1600m→山旅日記
11)-13) 切込湖の枯沼付近。
13) 枝に毛がある 

5)6) 亜高山帯の針葉樹、コメツガを紹介ます。コメツガは亜高山帯で普通に見られ、特に森林限界付近では低木状になっているので、登山しているとハイマツとともになじみのある樹です。しかし、こんなに立派な純林を形成するとは知りませんでした。20メートル近い高木ばかりです。このあたりは、コメツガの純林が拡がっていて保全地区になっており、立ち入り禁止の区域もありました。
 
2) 高木は、細部を写すことが難しいので、前日、霧降高原の丸山でみつけたコメツガの低木を紹介しましょう。こんな感じでお目にかかることが多い樹です。ちょうど若葉が生えている時期で、美しいですね。
4) コメツガの葉です。モミやカヤに似ていますが、短くて先が尖っていないのが特徴でしょうか。この写真ではわかりませんが、枝に毛が生えているのが識別ポイントだと言います。マツ科ですからまつぼっくりが生るのですが、まだ早い。また、見つけに来ることにしたいです。(2022/7/9)

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