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A  ウマノアシガタ 馬の脚型 <日光> あるいはミヤマキンポウゲ
キンポウゲ科キンポウゲ属
山野の日当たりのよいところに生える多年草。茎や葉柄に白い開出毛が多い。花弁は黄色で光沢がある。葉は掌状に3~5裂、さらに浅裂。花期4~5月。<51>
※ミヤマキンポウゲは亜高山以上の湿った草地。葉は3深裂、さらに2中裂。
タカネキンポウゲは白馬の礫地。葉は単葉。花弁に白い部分あり。萼片は船形、毛は黒い。
クモマキンポウゲは白馬の湿った砂礫地。萼片の外側に白い長毛。葉は円形。
キタダケキンポウゲは北岳の湿った岩の間。葉は細裂。
ヤツガタケキンポウゲは八ヶ岳の湿った岩場。花弁は萼片より短い<53>

1)-9) 霧ケ峰・丸山 いずれも笹の生えた草地 標高1650m
1)-4) ちょうど見ごろの個体
3)白い毛なのでウマノアシガタか。ミヤマキンポウゲは上向きの毛。とあり微妙。
4) 深裂しているのがミヤマキンポウゲだというが。。
5)-7) 花期終期か
8)-9) 花期後期か 違う花かと思ったが、葉の形から同じ種と判断。
いずれも、岩地や礫地ではないので、低地の草地にも生えるウマノアシガタとしたが、亜高山の草地に生えるミヤマキンポウゲかもしれない。

1)今日は、霧降高原の丸山の森に咲いていた花を紹介します。濃霧の岩場を含む山でひと際目立っていたのがこの黄色い花。接写だと霧は写らないです。これはキンポウゲの仲間です。近所の森ではキツネノボタンはよく咲いているのですが、それよりずっと美しいです。キンポウゲはキタダケキンポウゲとかヤツガタケキンポウゲとか多くの高山植物があるのですが、咲いていたのは岩場ではなくて、土のあるササの生えている場所。これは低地の草地でもよくみられるという狭義のキンポウゲでしょう。正式名は、ウマノアシガタといいます。調べているうちに北岳や八ヶ岳に行ってみたくなりました。
2) せっかくだから、ウマノアシガタをアップで。しかし、見れば見るほどこれはもしかしたら、亜高山帯に生えるというミヤマキンポウゲかもしれません。この両者の区別は、相対的なものでしかなく決め手は生息地。ここは亜高山帯でしょうか。コメツガがあったということは亜高山帯と言ってもいいです。やはりミヤマキンポウゲなのかな。近ければ明日確認しに行きたいところです。(2022/6/25)

1)-11) 2022/6/16  霧降高原 →山旅日記

B キツネノボタン <いつもの森>
キンポウゲ科キンポウゲ属
B1)-B2) ウマノアシガタと花の構造は同じだが、形が違う。2021/5/16



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