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ガマズミ
ガマズミ科ガマズミ属 (旧スイカズラ科 のちレンプクソウ科)
北海道、本州、四国、九州 丘陵~山地 落葉低木(高さ5mほどになる) 両性花<3>
低地~山地の林縁や明るい林内に普通 葉は①10cm前後のほぼ円形で、②波状の鈍い鋸歯があり、③葉や枝にざらつく短毛が多いことが特徴だが変異が多い<4>
冬芽は、対生して、卵型。頂芽は1個で、やや大きく、頂生側芽を伴い、側芽はやや開出する。芽鱗は帯紫暗褐色をし、粗毛がはえて、3枚見える。葉痕は隆起し、倒松形ないし浅いV字形で2個の維管束痕をもつ<9>

5)葉表に短毛がある
8) 枝に短毛が多い
12)雄しべは5本。突き出る

<花>
1) 今日はガマズミを紹介します。私は知らなかったのですが、日本全国の雑木林を代表する樹とも言われているようです。林に普通に見られるということですね。でもこの森には、これ一つしか見つからなかったです。花をよく見てみましょう。
12) こういう花は、よく見かけますが、それなりに美しくはあります。それでもこの花が咲いたおかげで、この樹の存在がようやく判ったって感じです。しかし、過去の写真を探してみると秋にこの樹を写していたのでした。
<果実>
13) 9月下旬のガマズミ。赤い実が目立っていたので写していたのでした。しかし赤い実というのはありふれているので、その時は何の樹かよくわからなかったのです。ところでこのガマズミ、農村や山村の生活に密着していたようです。この赤い実は酸っぱいそうですが、果実酒や大根漬けによく使われていたとか。マタギは食べるものがなくなるとこの実を食べて体を休めた。だから「神の実」と呼ばれたと言います。落葉樹は生活に密着した樹が多いようです。この森には落葉樹は少ないのですが、まだまだいろんな樹がありそうです。(2021/5/28)
<虫えい>
15) 今日は迷った末に、紹介することにしました。これはガマズミです。白い花(5月)や赤い丸い実(11月)を紹介してきました。1か月前(8月)の写真です。これはまだ若い果実。これから丸くなるのでしょうか。本当にこの樹がガマズミなのか、若干の疑念もありました。ここで気になったのが、毛の生えた丸いのは何だ??ということです。やはりこの樹はガマズミではないのか。だとしても、2種類の果実がなる樹と言うのも聞いたことがありません。観察継続ということとしました。
16) 1か月後(9月)のガマズミです。若い果実はほとんど変化ありません。しかし、真ん丸の毛玉は増えているような。よおく見ると、この毛玉がない房もある。もしかしたら。。。これは虫えい(虫こぶ)です。いろんな樹によくあるんですね。昆虫が寄生することによって植物の組織が異常発達するもの。いろんな樹の果実や葉や茎や根が、いろんな風にだけど決まった形に変形して、「虫えい図鑑」なんてものもあるようです。ガマズミの場合は、ガマズミミケフシタマバエというハエが寄生して、こんな風になった。ハエの幼虫はこのなかで越冬して、来年羽化するそうです。イヌビワとイヌビワコバチの共生関係とは違って、ガマズミにとってはいい迷惑ですね。ガマズミのこれは、よくあるケースらしいです。一定のバランスが保たれればよいですが、すべて毛玉になってしまったら大変です。(2021/9/7)
<季節外れの花>
17) 一昨日、珊瑚のような赤い実をつけたサンゴジュを紹介した時、ガマズミの実に似ている。なぜなら同じガマズミ属だからとつぶやきましたが、そのガマズミを見てみるとびっくり。白い花が咲いているではありませんか、普通は、5月ごろ咲くはずで記録を見るとこの株でも5月に咲いていました。どうしちゃったんでしょう。赤い実と白い花が並んでいるのは珍しいと写真かもしれません。もうひとつ、このガマズミ、数週間前は虫えいがたくさんあって心配したのですが、全くなくなっていました。虫えいとなった実は落ちたということでしょうが、このことと季節外れの花と関係があるのでしょうか??
18) せっかくだから、季節外れのガマズミの花。今咲いて、実が生るのだろうかと、心配にもなります。(2021/10/15)
<冬芽>
19) 今日の冬芽は、ガマズミです。12月の遅くまで赤い実が残っていましたが、もうすっかり落ちています。特に特徴がなさそうな冬芽ですが、何かしら興味深いものがあるものです。真ん中に側芽が2つ対生しています。注目すべきは、左の先端、いわゆる頂芽が少し変わっています。拡大してみましょう。
20) ガマズミの頂芽。3つあるように見えますね。これは3つです。しかし、両側の2つは頂生側芽といって、予備的なもの。リスクヘッジですね。ところが。。。
22) これもガマズミの頂芽ですが、真ん中にあった頂芽が取れてしまったのでしょうか。それともこれは側芽で、その先の枝が折れてしまったのでしょうか。しかし芽の下の枝が不思議で、いずれも違うかもしれません。これは謎です。頭を捻りながら冬芽めぐりが続くのでした。(2022/1/25)
<芽ばえ>
24) 腰痛のためストック写真でしのぐシリーズ(^^♪。これはガマズミの芽生えです。鮮やかな白い花や赤い実で楽しませてくれたガマズミですが、この芽生えで気づいたことがあります。完全に開いた中央の葉は2枚ありますが、この2枚の葉は、2つの芽から展開したのでしょうか。右奥の展開中の葉を見ると違うようです。1つの芽から2枚の葉が出ているようですね。どうでもいいけど気になります。
28) ガマズミの芽生え。こちらはもっとどうでもいいけど、左の芽生えに、"顔"が埋め込まれているように見えませんか。お粗末様でした。腰痛は、今日は医者をパスしたら、また痛くなってきた。一進一退です。(2022/4/19)



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