ヤツデ
ウコギ科ヤツデ属
本州(茨木県以南の太平洋側)、四国、九州、沖縄 海岸から丘陵の林内に自生する 暖地では人家付近や寺社など至る所で見られる 常緑低木(高さ1~3mになる) 雌雄同株<2>
西道入口
5)-8) 裏男坂
1)-4)子どもの頃、小学2年生まで住んでいた臨海コンビナートのそばの小さな家の小さな庭に、大きなヤツデがあったことだけは覚えている。当時、どの家にもヤツデがあったような気がする。葉を見ればヤツデとすぐわかるが、山であまり見た覚えがない。当たり前すぎる樹だからだろう。この森にもアオキやツバキに比べればそうあるわけではないが、"定点観察"を始めてから何度か見かけたので、紹介しておく。自生のヤツデは庭木より生命感がある感じもする。単に若いヤツデだからな。(2020/9/10)
<花>
5)-8)この森の野草の秋の花のシーズンが終わり、紅葉も今年はパッとしません。ということで今日は恐らく至る所で最も普通にみられる樹です。ヤツデですね。この森にも至る所にたくさん生えています。ちょうど今がヤツデの花期なんですね。うまいぐあいに蕾から開花状態のものが揃っていました。例によって拡大してみましょう。
7)ヤツデの花。よく見ると綺麗ですね。バカにしてはいけませんね。さらに拡大してみましょう。
8) ヤツデの雄しべに焦点を合わせました。花粉を出しています。ヤツデは先に雄しべが成熟し、雌しべは遅れることで自家受粉を避けているそうです。(2021/11/12)
1)-3)2020/9/4 4)8/26 5)-8) 2021/11/12