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ヤプコウジ 藪柑子  別名 十両
サクラソウ科ヤブコウジ属
北海道(奥尻島)、本州、四国、九州 山地の林内 常緑小低木(高さ10~20cmになる) 両性花<3>
沿海~山地の林内に普通 小さな樹で3枚から5枚の葉が枝先に輪生状に付く。よく群生する。<4>
cf) ツルコウジは葉枝に長毛が多い

★縁起植物のひとつ→マンリョウを参照

思い込みというのは怖い。判ってみれば簡単なことなのだが、思い込んでしまうとなかなかそこから逃れることができない。今回紹介するヤブコウジがいい例だ。こんな小さな樹木があるとは思ってもいなかった。確かに図鑑には高さ20cmぐらいと書いてある。だけど低い分、横に枝分かれをしているものだと思い込んでいた(オオアリドオシのように)。しかし、このヤブコウジは、一本の木が枝分かれもせず葉を3~5枚つくだけだったのだ。図鑑をよく読むと、枝分かれはせずとは書いていないが「3枚から5枚の葉が枝先に輪生状に付く」とあった。写真は、ヤブコウジが群生してるもの。てっきり幼樹だと思い込んでいたのだった。
 8) しかも、10月にこのヤブコウジに実が付いていたことを思い出した。その時は、何故、幼樹に実が付くのか、と不思議に思っていたのだった。幼樹は何年したら実をつけるのかよく調べようと考え、これが立派に育った成樹とは思いもよらなかった。これは、縁起植物、万両・千両・百両・十両・一両のうちの十両。だから一所懸命に探していた。すでに見つけていたことも知らずに。残るは千両と百両だ。(2021/2/25)
<開花?>
9)今日も時間が無くなってしまったので(今回は感想文をかいていたからだが)、1枚だけ。これは背が10~20cmにしかならない可愛い樹木ヤブコウジです。これは花でしょうか、実でしょうか。何度か確かめてきていて、今シーズンはまだ花が咲いていないと思うので、蕾だとは思うのですが、定かではありません。いつもは開花して花であることが確認できてから紹介しているのですが、次に森に行く楽しみとはこうことです、とお知らせするのもたまにはいいかと思いアップします(本当はネタが亡くなったからですが)。開花したらどうなるか、お楽しみに。(2021/6/30)

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