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サツキ 皐月
ツツジ科ツツジ属ツツジ亜属
本州(神奈川県西部・中部地方~近畿地方、山口県)、九州 半常緑低木(高さ10~100cmになる) 江戸時代から栽培が始まり、マルバサツキとの交配により、花の色や形、葉形など変化に富んだ多くの品種が作られ、現在では2000以上の品種が知られる。ツツジより花期が遅く陰暦の5月に咲くことからサツキ 両性花<3>
自生は川岸の岩場にやや稀 よく植栽されるツツジ類の中で葉は最も細く小型原種の花は朱色 花が紅紫色の栽培品種"大盃"がよく植栽される<4>

6) 雄しべは6本
7)冬葉 一旦落葉したが冬の間に生えてきたようだった
8)冬芽
11)表 金色の伏毛
13)裏 金色の伏毛

8) これは1月18日の写真です。真冬のこの森の落葉樹林帯/草地は、枯れ原状態。そのなかで、この樹だけが葉をつけて冬芽を付けていました。この樹は何だろうか、当時の記録には、「ツゲか?違う。ツゲは葉の先が凹む」とあります。常緑樹には一通り当たったのですが、わからずじまいでした。そして春になり、4月下旬に近くのヤマツツジが咲き始めました。そうかツツジの仲間かなと思いましたが、この樹は全く咲く気配がありません。そして5月下旬になったら。。。 
1)-6) それはいきなりでした。5月の下旬にいきなり咲いていたのでした。サツキですね。しかし蕾にも気付かなかったというのが不覚でした。葉をみても明らかにサツキです。それにしても何故サツキとわからなっかのでしょう。図鑑を見ると「半常緑」とあって、常緑樹のページにはないんですね。もう一つの問題は、これが園芸品種かどうかという点です。サツキは街路樹としてもたくさん植えられていて2000以上の品種があると言います。自生は「川岸の岩場にやや稀」とありますから、これは植栽かな。しかしサツキの自生地は神奈川西部から近畿地方で、静岡県の天竜が有名ですので、この森に自生していてもおかしくはありません。ということで、全然珍しくないありきたりの花にも物語があったということで。(2021/6/3)


1)-6) 2021/5/22  7) 2021/2/14  8) 2021/1/18  9)-13) 2021/5/30

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