A) レンゲショウマ 蓮華升麻
キンポウゲ科レンゲショウマ属
山地の落葉樹林帯に生える多年草。福島県~奈良県に分布。花期は7月~8月。日本特産。花がハス、葉がサラシナショウマのよう。<52>
A1)-A10) 2022/8/14 羽黒山(宇都宮市、旧上河内町) 標高280m付近の参道、スギ林内。
遅くなりました。つぶやいているうちに自宅の駅に着いてしまったので。さて、羽黒山のレンゲショウマ。しっかり咲いていました。聞きしにまさる儚い可憐さです。参道の脇に咲いていた、というのが驚きです。結構な数がありました。群落というか、草の中に離れてしかし集中的に。今回歩いた中では、1か所だけでした。この話を聞いたときには、観光用の植栽かとも疑いましたが、一帯にかなりランダムに生えていましたので自生なんでしょう。参道とはいえ、今や別の道で車で登れるので、歩く人は殆どなし。この参道が使われるのは祭事の時ぐらいなのか、かなり道は荒れていました。自然に戻りつつあるという感じです。■東北の山を歩き始めたのは、いつかどこかでレンゲショウマにお目にかかりたいというのが動機でした。しかしこの花は、高山ではなく、比較的低山の森の真夏に生えるようなので、なかなか出会えなかったのも仕方ありませんね。こんなところに咲いているというのは、そうは珍しくない花なのかもしれません。いずれにせよ、念願叶った羽黒山なのでした。(2022/8/14)
<経過などつぶやき>
PC復活・改造作戦がやっと終わり、台風も去ったため、今日は遠征です。急遽思い立ったのは、羽黒山、というか山頂にある羽黒山神社。但し出羽三山のそれではありません。日帰りですから。ここは宇都宮の北の山里。羽黒山修験の山で、参道がそのまま登山道になっています。所詮宇都宮だ、と軽い気持ちで登ったのだが、本家の羽黒山よりきついです。確かに本家より標高は高い。専ら修行のためにこんなところにあるんでしょう。だいたい暑すぎ。真夏に登るべき山ではありません。しかし、それには理由があったのです。
修行の山とはいえ、いまや山頂の本殿(!)には車で行けます。今日もちらほら参拝者が。参道以外に登山道が付けられていてこちらの方が歩きやすく、こんな「だいだら坊の岩」なんていう伝承探訪の道があって楽しい。下野の民話に、だいだら坊という大男が出羽の羽黒山の土を運んでいたところ、ここ下野国河内郡でつまずいて転んでしまい、落とした土が羽黒山で、この岩はその土の中にあったものだと云うのだ。◼ここいうこことを昨日知てて興味をえたた大大抵は公共交通手段が無もものだが念念のため調べたら登山口へのバスがるるたたまたま地元のバス会社の車庫が直ぐ近くにるるからだ宇都宮駅かからバスで0分分そそして都宮駅ままでは自宅から乗り換ななしでけける東東京の混雑をスルでできるのはポイントが高い。しかしこの真夏に何故この羽黒山に来なければならなかったのか。
昨日、秋の山旅はどこにしようかと、色々調べていた。紅葉の山はどこか。候補の一つに浅間山の近くの鼻曲山があって、しかしここは前から崩落箇所が多いというので、最近の様子を知りたかったのだ。そしたら現在、レンゲショウマの最盛期だという報告があった。いまや最大の群落だとも。しかし、鼻曲山を日帰りというのはきつく、難易度も高い。◼️真夏は花が少ない。高山でもだ。そのなかでレンゲショウマは真夏の花だ。多摩の御岳山が有名だが、大混雑だという。いつか行って見たかった。しかし、この時期混雑は避けたい。レンゲショウマを知ったのは津島佑子「火の河のほとりで」でだ。儚い、人が育ててはならない花。見てみたかった。当時この花は、東北の山のどこかに咲いているぐらいしかわからなかった。レンゲショウマか。ちょうど今が花期だ。気になって仕方がない。そしたら、宇都宮の羽黒山で咲いているという情報を得た。◼️こうして、ここ羽黒山に来たのでした。しかし、こんな杉の参道です。本当にレンゲショウマが咲いているのでしょうか。 (2022/8/14)
津島さんのレンゲショウマの感想→こちら