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A ツチイナゴ
バッタ目イナゴ科
体型や大きさはとのさトノサマバッタに似ているが、全身が褐色で、細かい毛が生えている。背中には黄白色の線が頭部から尾部まで走っていて、複眼の下に黒い線、胸部の側面にも黒い縦しまがある。
バッタ類の多くはイネ科やカヤツリグサ科の植物がまばらに生えた草原を好むが、ツチイナゴはクズやカナグルマなどの生い茂ったマント群落を中心とした草丈の高い草原に多く生息し、主に食べる植物もそれらの葉の広い植物である。
あまり飛ばず、跳ねたり歩いたりすることが多い。
A1) 今シーズンからは昆虫たちに注目してみようと思っていたら、アラカシの若葉の陰に何やら動くものがいる。動いていると目らは入りやすいのだ。そうーと近づいていくと葉を伝わるように葉の奥の方に歩いていく。これは何? 待ち構えていると、はたして出てきたのだった。
A3) これはトノサマバッタか? 普通は緑のはずだが、褐色のトノサマバッタもいるらしい。しかし、トノサマバッタが樹の上にいるのだろうか。調べてみると、ツチイナゴというバッタが、小低木の群落を好むらしい。眼のあたりや背中の黄色い線は、ツチイナゴにそっくりだ。胸の模様が違うが、とりあえずツチイナゴ()ということにしておく。それにしてもこの人工的にみえる構造は仮面ライダーにそっくりだ。(2022/4/27 A)
A1)-A4) 2022/4/22

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