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ヤマウコギ
ウコギ科ウコギ属
本州(岩手県以南)、四国(高知県) 丘陵から山地の林内や原野 落葉低木(高さ2-4m)になる よく似たオカウコギとの区別は難物中の難物 雌雄別株<2>
丘陵~山地の林縁や明るい林内、河原などにやや普通 鋸歯は普通低く鈍い
オカウコギとの違い
オカウコギの方がヤマウコギより葉が小型で鋸歯が粗い

1)  カツラの端(写真左)に生えていた
2) 花が咲いているが目立たない
3) 近づくと雄花がわさわ咲いていた
6) ジャコウアゲハ
8) 棘。棘は少なかった。
9)上が本種、下がオカウコギ。オカウコギの方が鋸歯が粗い
11) 水かき状の膜 無毛

6) 今日は、ウコギ科ウコギ属の2種を紹介します。ウコギ科といえばヤツデ属があるけどウコギ属は初見です。花が咲いていて気づきました。これはヤマウコギ。花にジャコウアゲハが留まっています。この円状の花でウコギとわかりました。
 7) ヤマウコギの雄花です。色が緑に近いうえに葉の下に隠れて咲いているので、あまり目立ちませんが、わさわさと沢山咲いていました。ヤマウコギの詳細は↓を参照していただくとして、そっくりだけと違う樹が近くにあったのです。(2021/5/12)
<実>
14)今日はハードで超疲れた一日だったので、これは絵になると思った写真を一枚軽く紹介して、すぐ寝ようと思っていましたが、つい時間をかけてしまいました。これは先月球形に咲いていて初めて知ったヤマウコギ、その実です。やはり球形でちょうど半分ぐらいが色づいていい感じでしょう。この実はすぐ落下するらしく、近くのオカウコギはすでに実は無くなっていました。ここからが問題で、この実は美味しいかどうか。調べてみて、意外な事実に気が付いたのでした。 
17)これは恐らくウコギの生垣です。2017年の米沢です。ウコギの実はウドみたいで美味しくないけど、若葉は山菜として食べられ救荒食用として植えられたと言います。米沢藩の直江は生垣に植えて食料にせよと普及させたらしく、ウコギの生垣が今でも残っているんですね。私はこの時、東吾妻の山と温泉(→山旅の想い出 8))の帰りに米沢を散策し、この写真を撮ったんです。これを今、思い出しました。知ったかぶりでウコギを紹介し(当時はウコギのことは見たことなかった)でもウコギって落葉樹のはず。生垣の役割りを果たせるのだろうか。とのたまっていました。その回答は今ならわかります。答えはトゲです。ドケがあるから侵入を防げる、しかも食べられる、と生垣にうってつけなんですね。(2021/6/28)
→2017の米沢のつぶやき ここ ここ


1)-13) 2021/5/9  14)-16) 2021/6/26 17) 2017/10/9



 

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