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ヤマザクラ  山桜
バラ科サクラ属
本州(宮城・新潟以西)、四国、九州 山地に広く自生する。植栽も多い。 ソメイヨシノより開花は遅い 古くは桜といえばヤマザクラを指した 紅葉も美しい 葉の展開と同時に咲く 両性花<1>
沿海~山地まで普通 暖温帯の二次林に多く山地ではカスミザクラとよく混生する 低地に最も広く自生する桜 若葉は赤茶色 葉、冬芽、花序とも無毛 葉裏が白みを帯びる 蜜腺が1対ある ※カスミザクラの葉は先寄りで幅広で、葉裏は光沢あり、毛がある<4>
サクラ属は、冬芽と一年生枝による分類が難しい属<9>

1) ちょうど手の届くとこに枝を伸ばしていた。絶好の観察適樹だが何故か花が咲くまで気づかなかった。
8) 若葉は赤茶色。しかし若葉故にカスミザクラとの違いがよく判らない
11) 蜜腺
1)-13)  25)-28)  39)-40) はすべてA24
14)-17) 近くの別の大木 15)-17)は望遠400mm
18)-24)  いつものベンチの3兄弟の左側 F02-2 望遠400mm
32)-38)  D58(尾根道第二広場の北東奥) 。
1月10日に開花。葉の形やや花・葉同時開花などヤマザクラによく似ているが、開花時期が早すぎるし、花の赤みが強すぎるので栽培種だろう。参考掲載(A24)。

桜が満開ですね。しかしこの1年は"この森"にこだわっているので、ソメイヨシノは敢えて紹介しません。この森にも、桜があちこちで咲き始めました。恐らく自生のヤマザクラです。かなりヤマザクラがあるんです。花が咲くまで全く気づきませんでした。ソメイヨシノに比べると白いです。昔はサクラといえば、このヤマザクラを指したそうです。森の中なので宴会はできないけど、ソメイヨシノより落ち着いた感じで、好みかな。アップしてみましょう。
 6)ヤマザクラの花と葉。花と葉が同時に開きます。葉は若葉なので、赤茶色です。いずれ緑になるようです。紅葉も美しいとか。(2021/3/26)
18) 今年度最後の休日。新年度から仕事場が変わるので、この森との一年間を思い出しながら歩いていた。コロナのおかげで100回以上は来ているのだ。8月から始めた定点観察は、予想以上の58種の樹木を記録し、季節の移り変わりを堪能した。この写真は、いつものベンチの正面に並ぶ三本の樹。三兄弟と呼んでいた見慣れた樹。この一画だけでも季節の変化は大きい(いつかその変化を並べてみたいが)。ヒレンジャクもここから撮影したなあ。中央の樹はイヌシデ。左右は葉が手に届かないので望遠で撮影して、右がエノキ、左がクヌギと思っていた。葉の形と紅葉の仕方で間違いないと思っていた。しかし、今日一週間ぶりにこの三兄弟を見て、驚きの事実を知ったのです。なんとこれは。
20) いつものベンチからの三兄弟。見上げれば、そこには若葉が芽吹いているだろう。クヌギはまだ早かいなと一瞬頭の中で思考したと思う。そしたら、若葉どころか、花が満開になっていたのだ。一週間前は、芽生えてさえいなかったはずなのだ。サクラだ。
21)-24)慌てて、望遠レンズに付け替える。これはおそらくヤマザクラ。クヌギとヤマザクラとではえらい違いだ。もっともクヌギにしてはなんかおかしいなとは思っていたので、その疑問が解消されたのは良かったが、しかしサクラとは思いつかなかった。いかに樹木の識別が難しいかということを思い知ったのと同時に、まだまだこの森は飽きることはないなあと思ったのだった。コロナはまたまだ続きそうだし、新しい職場も休日がなくなるわけではないので、引く続きこの森に通おうと思う。

<実>
25) これは何の実だと思われますか。サクラの実です。まだ若い実ですがヤマザクラの実。5月1日のものです。果たしてサクランボのようになるでしょうか。ところで同じサクラでもソメイヨシノに実が付くのは稀のようです。付いたとしても不捻性。サクラ(バラ科)は自家不和合性といって同じ樹の中で雌しべに花粉が付いてもダメなんですね。一方、栽培品種であるソメイヨシノは、挿し木で増やすんですね(クローン)。すべてクローンだから、受粉しても不燃性となるわけです。
 27) これは、6月5日のヤマザクラの実。だいぶ色づいてきました。果たしてサクランボのように赤くなるのでしょうか。
 28) 6月12日のヤマザクラの実です。黒くなりました。アメリカンチェリーみたいですね。しかしヤマザクラの実は美味しくないようです。オオシマザクラなどは美味しいとも言いますので、いろんなサクラの実を食べ比べてみた樹もなります。(2021/6/18)

<紅葉>
29) 見た目パッとしない紅葉第2弾。これはヤマザクラです。ヤマザクラの紅葉は美しいとも言われますが、今一つですね。この森にはヤマザクラをぽつぽつではありますが、それなりにあるんですが、似たような感じです。でも近づいてみると。。。
30) ヤマザクラの紅葉。一色に染まるのではない紅葉というのも、悪くはないかと思います。(2021/11/30)
<参考掲載:1月10日開花>
32) 今日は雨の降りそうな曇天。冬の曇天の森は、寂しい限りだが、冬芽とシダを確認して回る。でもやっぱり寂しいなあ、と呟いていたら、何やら花のようなものが見えたので近づいてみた。何が咲いているのでしょうか。
33) あれあれ、これはサクラのようです。大きな樹の一部分だけ、花を咲かせ、葉を出していました。カワヅサクラやヒガンザクラだとしても早すぎますね。葉の展開と同時に花が咲くことや、葉の形からだと、野生のサクラでは、ヤマザクラに似てはいます。しかし、いかにも早すぎです。狂い咲きでしょうか。とりあえずヤマザクラの狂い咲きとしておきましたが、ヤマザクラにしては赤い色が濃すぎること、萼片の色が薄いことから、栽培品種の可能性が高いです(そうなると同定は難しいです)。
32) せっかくだから、もう一枚。(仮)ヤマザクラ。栽培品種にしても、この時期に咲いてくれるのは、春を感じさせてくれて、貴重です。寒い中ご苦労様とお礼をするばかりです。(2022/1/10)
<冬芽>
40) やっと長い一週間が終わった。オミクロンはまだまだ続きそうで明日もまた"この森"だな。そろそろ写真もネタ切れだが、芽生えが始まらないうちに、未紹介の冬芽。これはヤマザクラです。少し遠いので写りは良くないが、葉痕がたくさんでゴツゴツしています。サクラも種類はたくさんあるが、冬芽はどれも似ていて、冬芽だけによる同定は困難だと言います。(2022/3/4)
<開花>
42)今日のヤマザクラ。去年よりは1週間遅い開花でした。(2022/4/2)
41)今日咲いているとは思ってもみなかったので、びっくりしました。なぜなら、一週間前(3/25)は、葉も花もこのようにまだ全然開いていなかったので。あっという間に開花するんですね。(2022/4/2)
1) 2021/3/26  2)-4) 3/24  5)-6) 3/26  7)-17) 3/24  18)-24) 3/27  25)5/1  26) 5/15  27) 6/5  28) 6/12 29)-31) 11/28  32)-38) 2022/1/10 39)-40) 2022/2/18  41)3/25 42)-43)4/2

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