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2) 沢沿いの道
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3)コクサギ型葉序
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11)別の場所 K03
11)別の場所 K03
12) 若い実 K03
12) 若い実 K03
13)果実が育ってきた
13)果実が育ってきた
14)おまけ
14)おまけ
15)紅葉
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16)紅葉
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コクサギ  小臭木
ミカン科コクサギ属
本州、四国、九州 やや湿った藪や沢沿いの林内 落葉小木(1~5m)  ケヤキ林との結びつきが強い。沢に沿って歩けばふつうに見られる コクサギ型葉序と呼ばれ、葉は左右交互に2個ずつ付く 雌雄別株<2>
関東周辺に多く、しばしば群生する。コクサギ型葉序の木は、クロウメモドキ科、サルスベリ類、ヤブニッケイなど少数しか見られない<4>
冬芽は、二列互生状であり、2個ずつ片側に付く。側芽は4綾をもち。長卵形で、やや開出する。頂芽は大きく、しばしば1個の頂生側芽を伴う。葉痕はほとんど隆起せず、ほぽ半円形で、1個の維管束痕をもつ<9>


昨日のスダジイに続いて、よくスダジイ-タブノキ林と称される照葉樹林のもう一方の主、タブノキを紹介したいところだが、よい写真がないので明日再チャレンジするとして、今日は別の木。ひょんなことで、コクサギ型葉序という言葉を知りコクサギって何?と探してみたら、簡単に見つかったのでその報告です。1)がコクサギだが、この写真ではわからないが、一目瞭然の特徴があるのです。
2)ここは、女坂という照葉樹林帯の道。ここの右側は小さな沢になっていて、「沢沿いにふつうに見られる」と図鑑にあったので、これなんかどうだろうと調べてみたら、一発的中、右側に育っているのがすべてコクサギだったのです。何故簡単にわかるかというと。
3)これが、コクサギ型葉序です。葉が左右交互に2個ずつ付くのです。これは珍しいです。おそらく、コクサギとは何度も会っていたと思うんだけど全然気が付かなかったな。花や実も可愛いらしいので、この先が楽しみです。ただ雌雄別株なのでここに実がなるとは限らないけど。
11)12)全然別の場所(落葉樹林帯)でコクサギの雌株の若い実を見つけました。K03(裏東道の東屋付近) (2020/9/8)
13) 次はどこの山に行こうかと地図を眺める時間が増えてきた。代わりに読書時間がなくなってしまうのだが、この森に行くのはもう習慣になってしまい欠かすことができない。今朝の森は、雨上がりに日が差してくるという、素敵なシチュエーション。定点観察を巡っていくとコクサギの実がかなり育ってきた(左上の茶色)。そして右下には。。。9月のときにいたのと同じかなあ。何故かカタツムリはこの樹でしか会えない不思議。(2020/11/3)
14)今週は、出張やら会議やらが多く、テレワークは中止。テレワークの日は、早朝"この森"に行けるのだが、週末までお預けである。秋の森は、果実のほかに意外にも花も多いことに最近気付き、確認したいことが沢山あるのだが、残念。仕方ないので、今日は昨日の続きの接写写真です。よく見るとなかなか可愛いです。(2020/11/4)
15)この森の紅葉シリーズ続きます。紅葉で意外だったのが、この森のそこらじゅうにありふれている低木であるコクサギです。なかなかのいい色になるということと、写真は尾根道なのだが、両側がコクサギだらけ。夏の間は全然気づかなかったのでありました。 
16)こちらは朝日を浴びたコクサギ。夏の間は変哲もない小木で見向きもしなかったのですが、思わず見とれていたのでした。(2020/12/17)
17)-22)春真っ先に芽生えるのは、このコクサギかもしれません。既に花も咲きかけています。同時に虫たちも目を覚まして、ぞろぞろ動き出していました。若芽はご馳走なんでしょう、たくさん見かけました。虫たちも大賑わいです。(2021/3/7)
23) これだけk29。これは雄花か雌花か。要確認です。
<冬芽>
23) 今日は時間がないのて冬芽です(シダは難しい)。この森の落葉小木として最もよく見かけるのがコクサギです。夏の間はテカテカと青々とした緑が美しいのですが、冬になるとご覧の通り、藪のようになっています。しかし、よおく目をこらしてみると、そこには冬芽の世界が。
24) コクサギの冬芽です。これを見て、にやりとしたのは、葉と同じなんだ、ということ。コクサギの葉は、枝の両側に2枚ずつ付く変わり種。これをコクサギ型葉序といい、このいうのは珍しいので、すぐコクサギとわかります。冬芽も同じように2個ずつ付いています。
26) コクサギの冬芽の拡大です。葉痕には維管束痕が一個だけなので、"顔"にはみえません。以上です、と終わるつもりだったのですが、どうやらこのコクサギにも、しばしば予備芽がつくということを後で知りました。またこの週末に、確認しに行きたいとおもいます。(2022/1/24)
<芽生え・開花>
28) この森の春は、樹々が一気に芽生え日々装いが変わります。樹の種類によって芽生えの時期はそれぞれ違いますが、芽生え始めるとあっと言う間に葉が全開になります。これはこの森で多く生えているコクサギの芽生えです。すでに葉が展開していますが、開いていない葉もあり、まだコクサギ型葉序(左右交互に2個ずつ付く)になっていません。種子が残っているのがありがたいです。なぜなら、花もすでに咲いていて、これが雌花とすぐわかるからです。
30)-31) コクサギの雌花です。枝先に一個ずつ付いていました。雌花があれば、雄花はどうでしょうか。すく近くに種子の付いていない雄株がありました。
32)-33) コクサギの雄花です。こちらは、たくさんの花が付いていました。花粉が黄色で、こちらのほうが花っぽいですね。(2022/4/5)


1)-10)  2020/9/5  11)-12)9/6  13)14) 11/3  15)12/13  16)12/16  17)-22) 2021/3/7 23)-27)2022/1/22 28)  2022/3/27  29)-33) 4/2 

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