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B7)
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A オオイタチシダ 大鼬羊歯
オシダ科オシダ属
本州(秋田以南)~九州、琉球 低山の林下や林縁に多い常緑性のシダ。形態の変化が大きく、葉身は五画状卵形~三角状卵型で、一般にヤマイタチシダより幅が広い。葉の主の光沢のあるものやないものもがある。小羽片の縁は裏面に巻き込まない。先端に小さな鋸歯、葉軸の鱗片基部の袋状が明確でないことがヤマイタチシダと異なる。<1>
細葉型
広葉型
長葉型
ツヤなし型
硬葉型

A1) 最下羽片は大きなハの字。先は急に狭くなる。光沢あり。
A4) 鋸歯
A6) 胞子はあまり残っていなかった。中間生。
A1) いよいよシダの核心です。<ふつうのシダ>はみんな同じに見えるけど、じつはいろんな種類があることがやっとわかってきた。ベニとイタチが初心者に意地悪をする厄介者だ。なぜならこの森でも、8割のシダがこれ。なのに何十種類もあるのだ。シダの核心という所以だ。今日はイタチ。見分け方は、下側(写真では右側)の葉が下向きに"ハの字"になっているのがイタチ。この森にもたくさんあります。しかし、そっくりさんが初心者向け図鑑でも13種類もあるのです。写真は、オオイタチシダとしておくが。だいぶあやしい。なぜなら。。。
A4) オオイタチシダの特徴は、葉の質感。テカテカと光っているといいます。これはそうですね。しかし、オオイタチシダは変異が大きく、5つの型に分かれていて、ツヤなし型というのもあるので混乱するのです。これはツヤがある「広葉型」かな。とりあえずは、イタチであることは確からしいので、まあいいやって感じ。ツヤなしイタチも、この森にけっこうあるんです。何イタチなんだろう。この先が難関です。(2022/2/18)
A10)-A13)  南側周回道の別の個体
A11) しつこいようですが、昨日紹介したイタチシダ類の別の個体です。今日見つけました。イタチの見分け方の一つは、まず全体のシルエットのようで、先の方(写真では下)が急に狭くなっているのオオイタチシダ。そして次が、葉の色と質感だといいます。いずれも感覚的な見分け方なんですね。しかし葉の色と言っても。。。
A12) シダは大抵群生しています。このイタチもそうでした。群生するということは、同じイタチのはずです。しかし、どうでしょう。同じイタチでもこんなに色が違うではありませんか。これは困りました。ところでイタチというけど、これは芽立ちの姿がイタチに似ているからなんだそうです。しばらくイタチに悩まされそうです。(2022/2/19)

B ヤマイタチシダ 山鼬羊歯
オシダ科オシダ属
北海道~九州(北海道では稀) 山地の林下や林縁に多い常緑性のシダ。葉身は三角状卵型で、葉質はやや厚くて柔らかい革質。小羽片の縁は裏面に巻き込む形になり、鋭頭で先端付近はほぼ全縁。羽軸上には袋状鱗片が多い。イヌイワチシダに似るが、葉柄や中軸の鱗片は開出しない<1>
先に向かってなだらかに細くなる(オオイタチは急に細くなる。ヒメイタチは重なる)<3>
B1)-B7) 裏男坂
B2) 先に向かってなだらかに細くなる
B4)B5) 先端はほぼ全縁
B6) 袋状鱗片が多い
B1) 今日はシダです。この森で14種類のシダを同定したところで先に進まなくなりました。似ているようで違うけど、違いがよく判らない。個体差なのか、種の違いなのか。このシダは、イタチの仲間だということは分かるようになりました。一番下の(写真の右側)が葉の字に大きく開いています。そして一番よくみかけるオオイタチシダとは、違うような違わないような。
B2) イタチの仲間で区別がわかりやすいのが、先端に向かって、なだらかに細くなるか、急に細くなるかのようでした。急に細くなるのがオオイタチで、なだらかなのがヤマイタチシダ。といっても、どう違うんでしょう。見切り発車で、これはヤマイタチシダということで記録しておきます。いつか分かるようになればいいんだけど。(2022/3/8)
★この森のシダ総目次はこちら


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