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カラスザンショウ 烏山椒
ミカン科サンショウ属
本州、四国、九州 落葉高木(高さ15mになる) 幹や枝には短い棘がある 雌雄別株 花期7~8月 西日本の沿岸林には嫌というほど生えている<2>
海岸から山地まで、林縁や二次林にやや普通 非常に長くて大きな複葉で、シンジュにやや似るが、葉を揉むと山椒臭があり、葉軸や枝、幹には棘があるので容易に見分けられる。<4>

1) 見事な刺の幹
3) 羽状複葉が互生

1) 今日の仕事はストレスフルだった。そんな時には、本の感想がたまっているのに、つい手を出してしまうのが、この森でみつけた樹木の紹介です。ネタがなくなったので無理やり感もあるのですが。先日、ふと目に付いたこの樹の幹の美しいこと。トゲトゲ幹です。この山道は何度も通っているのに、初めて気づいたという不思議。まあこの森には樹木は何万本もあるだろうから不思議ではないのかもしれませんが、幹が特徴的で見て美しいと思ったのは、今までカゴノキくらいかな(鹿の子模様!)。巨木の幹の見事さに感嘆することはあるけど。さてこれは何の樹でしょう。
4) 何の樹かは簡単にわかりました。葉も特徴的だからです。手が届かないので細部の確認ができなくとも、大きな羽状複葉はそうはありません。カラスザンショウです。サンショウの仲間ですね。カラスザンショウの幹の写真をいろいろ調べたのですが、幹の棘の付き方はいろいろあるようで、この個体は特に整った棘の付き方をしているようです。裸地に真っ先に侵入するパイオニア種(アカメガシワと同じです)。花期は78月というので、花が咲くのも楽しみです(しかし背が高いので見えるかどうかはわからない)。(2021/7/14)


1)-4) 2021/7/11

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